改善活動の基本
改善活動において基本となることは、
- 問題に気づく
- 自分にもその責任の一端があると考える(当事者意識をもつ)
上記です。
常にアンテナ張って、何が問題なのかを考え、探すクセをつける必要があります。
そして気づいたことを、積極的に行動に移すことが成果につなげる近道となります。
また、改善をすることで、また次の問題を見つけることができるんです。
これを続けることで意識改革もでき、とてもいいサイクルを生み出します。
このサイクルが経営成果に繋がっていくというのが、改善活動の基本になるわけですね。
改善活動のアプローチについて
改善活動のアプローチについては2つの方法があります。
- 日常改善
- 目標設定型改善
上記です。
それでは1つずつ解説していきます。
日常改善
まずは日常改善についてです。
こちらは全員参加型の改善方法です。
また、小さな改良レベルを積み上げていくやり方になリます。
即実践という形ですね。
なので、リーダーはその場で即判断し、スピーディーに実行する力が求められます。
目標設定型改善
こちらはプロジェクトで推進していく形になります。
メンバーを選定し、長期的に取り組むやり方が目標設定型の改善方法です。
大きな改善を行い、経営成果に直結させるのが目的となります。
ロジカルに問題を解決する力が必要となり、また既存の発想の枠を超えたアイデアを出すことも非常に重要なポイントです。
PDCAをうまく回して進めることも大切ですね。
改善活動の心得
それでは改善活動をする上で、どういったマインドを持っておかなければいけないかというところをお話しします。
楽しくやる
まず第一に楽しくやるということです。
これは仕事の基本ですね。
イヤイヤやっていても絶対にいい仕事はできません。
仕事は難しいことやめんどくさいこともたくさんありますが、それを乗り越える達成感を自分の喜びとしなければいけません。
何よりこれが楽しむためのコツです。
「できない」は禁句
そして、よく言われることですが、「できない」という考えも持ってはいけません。
結論を出すのは、ありとあらゆる手を尽くしたあとです。
無理な課題でも長期的に捉え、まずは何をするべきかを考え、一つ一つ解決していきましょう。
最終的に100点はとれなくても、60点あるいは80点をとれるかもしれません。
少ない可能性でも、コツコツと解決策を実行していけば、最終的に必ずいい結果を得ることができます。
なので、「できない」は禁句です。
やりきりましょう。
自分のためにやる
改善活動に取り組むのは会社のためではありません。
上司や同僚のためでもありません。
自分のためです。
そもそも人間みな自分のために生きています。
会社に属して仕事をするというのは、自分の人生をより豊にするための手段にすぎません。
きれいごは抜きにして、自分の成長のため、自分の給料をあげるために力を尽くしましょう。
まとめ
それでは今回のまとめに入ります。
- 改善活動の基本は気づく力を身に付け当事者意識を持つこと
- アプローチの方法としては「日常型」と「目標設定型」の2パターンがある
- 改善活動を楽しむことが大事
- 「できない」は禁句
- 仕事をするのは自分のためだということを忘れてはいけない
こんな感じですね。
学んだことは即実行です。
明日からこの知識を活かしていってくださいね。
それでは今回はこの辺で。
どうも、TOSHIです。
工場の仕事においてスキルアップしたい方向けに、情報を発信していきます。
さて、今回のテーマは改善活動の考え方と進め方についてです、
基本のところですので、しっかり理解して仕事に活かしてくださいね。
それでは早速いきましょう!