一般的なサラリーマンの家庭だと、旦那さんの収入だけで家族を養っていくのってけっこう難しくて、どうしても奥さんも働かないとやっていけないですよね。
とはいえ、夫婦共働きだと今度は時間に余裕がなくなり、だんだん心の余裕もなくなっていく…。
イライラして旦那さんや子供にあたってしまい、自己嫌悪。
経済的な余裕を得るために共働きという道を選んだはいいけど、それによって家庭がギクシャクするようでは本末転倒です。
「経済的な余裕=家庭の幸せ」という風に考えるのは間違いではありません。これも幸せの中の一つの要素です。
そのために共働きというスタイルを選んだわけですよね。
であればこのまま突き進みましょう。仕事をやめてしまうのはもったいないです。
共働きで経済面以外にも余裕を得るためには、時間をうまく使うスキルが必須になります。
というわけで、この記事では夫婦共働きの方向け「時間の作り方」について解説していきます。
ちなみに私も夫婦フルタイムの共働きでして、毎日時間はカツカツですが、時間の作り方を勉強したことでうまく家事を回せるようになりました。
こちらの記事に私の1日のスケジュールを載せてますので、気になる方は参考までに読んでみてください。
それでは本題に入っていきましょう。
テレビを観ない
最近では、テレビを観る人は昔に比べて少なくなってきましたが、あなたはどうですか?
共働きなので、忙しくてテレビなんて観れないという人がほとんどだと思いますが、もし、毎日テレビを観る習慣があるとすれば、これは1日でも早くやめた方がいいです。(youtubeなどの動画も同じです。)
ちょっと厳しい言い方になってしまいますが、共働きの夫婦に毎日ゆっくりテレビを観る時間はありません。
能動的に情報を収集するために、集中して短時間観るのであれば問題ないですが、惰性でダラダラと観てしまうのは時間の浪費になります。
テレビを観てる時は、時間の感覚がおかしくなっていて、気づいたら「ヤバい!もうこんな時間だ!」なんてことありますよね。
家事は山ほど残っている状態でこれをやってしまうと、家庭はうまく回っていきません。
更に、テレビの液晶画面は強いブルーライトを発していますので、これにより覚醒作用が働き、眠りが浅くなってしまいます。(これはスマホやPCも同じです。)
特に寝る前のブルーライトは避けた方がよいです。
睡眠については後で詳しく触れますが、時間を有効に使うために良質な睡眠をとることは極めて重要です。
なので、繰り返しになりますが、テレビはなるべく観ないようにしましょう。
お酒を控える
お酒もテレビと同じように時間の感覚が狂ってしまう作用があります。
言わずもがな、お酒を飲む人は分かりますよね。
睡眠の質が落ちるという意味でもテレビと同じです。
アルコールは体内で分解されると、アセドアルデヒドという物質になるのですが、これが体にとって有害なものになります。
これによって脳が興奮してしまい、眠りが浅くなるというわけです。
一旦ここまでをまとめると、
- 時間の感覚がおかしくなる
- 睡眠が浅くなる
以上の理由から、テレビ・お酒はNGです。
実際にこの2つだけやめるだけで、体感的にものすごく時間の余裕が生まれます。
とはいえ、この2つはどちらも依存性が高いものなので習慣になっている人にとっては、急にやめるのは難しいと思います。
なので、まずはテレビ・お酒NGの日を週に2日ぐらいから始め、徐々に日数を増やしていくといいです。
習慣化するコツはできることから小さく始めて、徐々に慣らしていくことです。
時間を作るためですので、最初は少しだけ我慢して続けてみてください。
家事代行サービスを利用する
家事をやる時間がないのであれば、お金を払って外注するというのも効果的です。
共働きであれば、ある程度経済的にも余裕があると思いますし、そもそも共働きをする目的は、お金を使って生活を豊かに、より便利にするためだと思いますので、こういったサービスにお金を使うことはとてもいいことだと思います。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
時短家電を使う
一口に時短家電といってもいろいろあります。
家電はけっこうお金かかっちゃいますので、できるだけコスパいいものから順に購入するのがいいです。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
集中力を上げる
家事以外の全ての事にもあてはまることですが、時間を作りたいのであれば、集中力を上げることです。
1日は24時間。これは変えようがありません。どう頑張っても増えることはありません。
しかし、足し算が無理でも引き算は可能です。
つまり、一つの作業にかける時間を短縮すればいいわけです。
当たり前ですよね。
ではどうすれば作業時間を短縮できるか。
「集中力を上げればいい」ということになります。
料理にしても、洗濯にしても、掃除にしても、ひとつひとつの家事を集中してやると、かかる時間が全然違ってきます。
集中してやるとは、しっかり考えながらやるということです。
例えば料理の場合、洗い物を極力増やさないように考えながらやる、冷蔵庫を開ける回数を減らすように考えながらやる、最短で料理ができあがるよう順番を考えながらやる、みたいなことです。
具体的なテクニックについてはこちらの記事から読み進めていくと細かいことまで書いてあります。
とにかく時間をムダにしないことを常に意識して、考えながら集中してやると時短できるようになります。
また、集中力をあげる方法としては、日々の瞑想が効果的です。
瞑想には集中力の向上以外にもいろんな効果がありますのでおすすめです。是非試してみてください。
良質な睡眠をとる
先ほどの集中力の向上にもつながる話ですが、良質な睡眠をとることはとても大切です。
睡眠の質を上げる方法はたくさんあります。
本を読んだりググったりしてみると、グリシンなどのサプリがいいとか、寝る前のホットミルクやハーブティがいいとか、いろんな情報が出てきます。
こういった情報は決して間違いではありません。実際に科学的な根拠があって、統計調査のデータなどもあるはずです。
しかし、こういったサプリや飲み物系の小技は、私も実際に試してみましたが、ぶっちゃけそこまで効果を実感できませんでした。
では何がいちばん効果を実感できたかというと、
- とにかく日中動き回って考えまくって疲れること
- 寝る前にリラックスすること
この2つです。
スマホのアプリで自分の快眠度をを計ったところ、この2つができている時は深い睡眠が確認されました。
そして何より体感的に起きた時のスッキリ感の違いは明らかです。
ちなみに私が使っている快眠度を計るアプリはこれです。
繰り返しになりますが、
- とにかく日中動き回って考えまくって疲れること
- 寝る前にリラックスすること
この2つが私が安眠を最も体感できた方法です。
科学的な根拠としては、体を動かしたり運動をしたりすると代謝が上がり安眠効果が得られるということと、心と体をリラックスさせて副交感神経を刺激することで入眠がスムーズになるということです。
もちろんサプリなどを飲んでもいいですが、個人的にはこの2つのことから始めてみることをおすすめします。
ちなみに詳しいことはこの本に書いてあります。興味があったら読んでみてください。
脳のゴールデンタイムを活用する
1日のうちで脳がいちばん調子のいい状態にあるのはいつだかご存知ですか?
答えはは起きてから2時間以内です。
この時間帯は脳のゴールデンタイムで、何をするにしても作業がめちゃくちゃはかどります。
これはなぜかと言うと、睡眠により脳の疲労が回復し、余計な雑念が排除されたフレッシュな状態になっているからです。
つまり、この時間帯に集中してやればものすごく作業効率が上がり、時間に余裕ができるというわけです。
基本的にはこの時間帯は、情報収集をしたり、もし何か資料などをつくらないといけないのであればその作業をしたり、といったように脳をフルで使うような仕事をすると効果的です。
もちろん、そういった集中仕事がないようであれば、残っている家事や夕飯の準備などをしてもOKです。
いずれにしても、朝起きてから2時間以内は何かやることを決め、フルで脳を活用するとよいです。
参考書籍
まとめ
時間の作り方について、ざっくりと解説してきました。
大切なことは、現状を変えるということです。現状を変えるには何かしら行動をしなければいけません。
「時間がないというのは言い訳で、時間は作るものだ。」
みたいなことはよく言われますが、
「そんなこと言っても、ホントに時間がないんだよ!」
と言いたい気持ちはよくわかります。それだけ仕事と家事の両立は難しいものだと、経験から十分理解できています。
とはいえ、泣き言を言っていても仕方がないので、できることから始めてみましょう。
それではこの辺で。
夫婦共働きで時間がない。。。
最近忙しくてイライラ。時間に余裕がほしい。。。