乾燥機付き洗濯機って便利なの?そのメリット・デメリットは?

 

乾燥機付き洗濯って本当に便利なのかな?

そのメリットとデメリットを知りたい。

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事を書いている私は、乾燥機付き洗濯機を使っています。

実際に使ってみた感想も含めて、メリット・デメリットを正直にお伝えできればと思います。

 

まず最初に、乾燥機付き洗濯機を買おうかどうか迷っているあなたへ。

この記事で伝えたいことは、一つだけです。

それは、

 迷ってるのであれば、乾燥機付き洗濯機は絶対に買うべき

ということです。

これは断言します。

なぜなら、実際に使ってみて、洗濯がめちゃくちゃ楽になったことを実感できたからです。

私は本当にこう思いました。

 

なんで早く買わなかったんだろう。今までどれだけムダな時間を費やしてきたんだろう。

 

これは大げさではなく、正直な感想です。

どれぐらい楽になったかというと、

 

  • 洗濯物を干す作業がほとんどなくなった
  • 時間にすると1日15分ぐらいまるまる浮いた

 

こんな感じです。

毎日イライラしながら洗濯ものを干す作業がほとんどなくなるわけですよ。

こんなに快適なことはありません。

仕事もあるし、子供のめんどうも見なきゃいけないし、他にも山ほどある家事をこなさなきゃいけない。

そんな中での15分はめちゃくちゃ貴重です。

なので、私は乾燥機付き洗濯を買うことを強くオススメするわけです

とはいえ、「いいところもあれば、悪いところもある」というのが正直なところです。

というわけで、この記事ではメリット、デメリットを具体的にお伝えしたいと思います。

この記事を読めば、乾燥機付き洗濯機が本当に必要かどうかが分かると思います。

※ちなみにこの記事は、ドラム式の乾燥機付き洗濯機についての内容となります。

それではいきましょう。

 

デメリット

まちがいのないように、これだけは最初に言っておきます。

乾燥機付き洗濯機を購入しても、全ての洗濯物を乾燥機で乾かすことはできません。

つまり、一部の衣類については、自分の手で干さないといけないということです。

なので、「乾燥機があれば、干す手間がゼロになる!」というわけではありません。

そこだけは理解しておいてください。

というところが前置きで、これからデメリットの方を1つずつあげていきます。

まとめると以下のとおり。

 

乾燥機付き洗濯機のデメリット
  • 洗濯物が傷んだり縮んだりすることがある
  • 物によっては乾燥させた後しわになる
  • 量が多いと乾かない
  • 寸法が大きい
  • コストがかかる
  • 柔軟剤の香りが弱くなる
  • メンテナンスが必要
  • 乾燥機を回す時間が長い

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

洗濯物が傷んだり縮んだりすることがある

ドラム式はたたきつけて洗濯・乾燥をするので、縦型の洗濯機に比べると衣類が傷みやすいといわれています。

しかし、私は何ヶ月も使っていますが、衣類が傷んでいるという感覚は全くありません。

実際に縦型の洗濯機と比較して、何回も何回も洗濯をしていると、多少の違いは出てくるのかもしれませんが、

はっきりいって、素人には分からないレベルですね。

なので、痛みについてはそれほど気にすることはありません。

一方、縮みついては実際にありました。

子供のトレーナーを乾燥機にかけたんですが、少し縮んでしまいました。

なので、これについては乾燥機に入れる前に、衣類についているタグを確認しておく必要があります。

 

 

こちらが乾燥機不可のマークです。

このマークがついていても縮まないものもありますが、とりあえずついていたら乾燥機にはかけない方がいいです。

とはいえ、縮む服をまちがって乾燥機にかけてしまうこともありますよね。

でも、万が一まちがえてしまっても大丈夫です。

もとにもどす方法があります。

やり方はこちら。

 

縮んだ服をもとにもどす方法
  1. ぬるま湯にたっぷりのコンディショナーを入れて、縮んだ服を30分つけおきする
  2. 軽くすすいで、縮んだところを軽く伸ばして干しておく

 

これだけでOKです。

かんたんですよね。

コンディショナーの代わりに柔軟剤を使ってもいいですよ。

ここまでをいったんまとめると、次のとおり。

 

ここまでのまとめ
  • 衣類の痛みについては、目に見えて分かるものではないので、気になるレベルではない
  • 縮むことはあるので、タグを見て、乾燥機不可の衣類は乾燥機に入れない。
  • もし万が一縮んでしまっても、コンディショナーor柔軟剤のつけおきでもとにもどる

 

上記については、購入する前にきちんと理解しておきましょう。

 

物によっては乾燥させた後しわになる

全てがそうではありませんが、中にはしわになる物もあります。

なので、しわになったら困るようなものはハンガーを使って干した方がいいですね。

下着類やタオルなど、乾燥機にかけるほとんどの洗濯物は大丈夫ですが、

一部のおしゃれ着などは、しわになりますので、

そういったものは手で干すようにしましょう。

 

量が多いと乾かない

洗濯機の容量にもよりますが、量が多いと乾きません。

とはいえ、うちで使っている洗濯機はけっこう入れても大丈夫です。

私が購入したのは洗濯11kg、乾燥6kgのタイプですが、これぐらいの量は入れてます。

 

 
dryer amount
 

 

この程度であれば、きれいに乾きますよ。

ちなみに私の家は4人家族です。

家庭で使う場合は、洗濯物の量にもよりますが、最低でも乾燥容量6kgぐらいはあったほうがいいと思います。

 

寸法が大きい

こちらがうちの洗濯機です。

見てのとおり、下の洗濯パンから洗濯機が飛び出してますよね。

以前は縦型の洗濯機を使用してましたが、表の面がパンの内側にあったので、それに比べるとけっこう圧迫感があります。

また、ドアが横に開くので洗濯物を入れづらい感じはあります。

まあ、これは慣れますけどね。

購入するのであれば、寸法はきちんと確認しておくようにしましょう。

 

コストがかかる

コストは2つあります。

 

  • 洗濯機自体の購入費用
  • 電気代

 

上記ですね。

乾燥機付き洗濯機って、けっこうな値段しますよね。

私の場合は、取り付け費用とリサイクル費用を合わせて18万ちょっとかかりました。

また、乾燥機を使う際の電気代もかかってきます。

 

洗濯機自体も高いし、電気代もかかるんだったらコスパ悪いんじゃないの?

 

こう思ったかもしれませんが、そんなことはありません。

洗濯機の値段については、最低でも10万円台後半は見ておいた方がいいです。

ですが、1日15分、1年を通すと、約91時間がまるまる浮くわけですよ。

それが十数万円で購入できるのであれば、決して高くはないですよね。

また、電気代については、「ヒートポンプ式」を使えば、それほど高くありません

私が購入した機種は、1回の乾燥でかかる電気代が17.8円。1ヶ月フルで使用しても534円です。

乾燥機って電気代高いイメージあると思いますが、最近のやつはめちゃくちゃ省エネになってますので、こんなもんですよ。

ちなみに乾燥機付き洗濯機には、

 

  • ヒーター式
  • ヒートポンプ式

 

この2種類があります。

この2つの電気代を比較すると、ヒートポンプ式は、ヒーター式の半分ですみます。

その理由は、空気中の熱を使って効率よく乾燥させることができるからです。

さらに、ヒートポンプ式は、洗濯物の傷みや縮みを少なくすることができるというメリットもあります。

洗濯機自体の価格は、ヒーター式よりもヒートポンプ式の方が高くなりますが、

電気代と洗濯物の仕上がりを考慮すると、断然ヒートポンプ式を買っておいた方がいいです。

 

柔軟剤の香りが弱くなる

乾燥機にかけると、普通に干すよりも柔軟剤の香りが弱くなります。

完全になくなるわけではないので、特に問題はありませんが、

どうしてもしっかり香りを残したいのであれば、消臭ビーズを使えばOKです。

これは、ふつうにドラッグストアやネットで売ってます。

ちなみに柔軟剤シートの効果はイマイチですのであまりオススメはできません。

 

メンテナンスが必要

乾燥機付きはフィルター掃除の手間がかかります。

私が使っている洗濯機は3つのフィルターがついています。

だいたい2週間に1回ぐらいの掃除で大丈夫なんですが、

できれば週1ぐらいの方がベターです。

理由は、洗濯物の渇きが悪くなるのと、いやなにおいが残る原因になるからです。

とはいえ、そんなにめんどうではないですよ。

 

 

こちらがフィルターです。

けっこうほこりたまってますよね。

でも、このほこり、指でなぞるだけで、、、

 

 

こんなふうに、まとめて落とすことができます。

 

 

 

こちらのフィルターもこのとおり。

指でなぞっただけです。

細かいほこりは若干残ってますが、ふだん掃除する時はこれぐらいで全然OKです。

隅々の掃除は2~3ヶ月に1回ぐらいやれば十分です。

 

そしてもう一つのフィルターがこちら。

こっちの方は2週間でたまるごみ量ははこの程度です。

 

 

手でチャチャっとゴミをとってしまえば1分で終わります。

 

 

きれいにとれました。

縦型の洗濯機もフィルター掃除は必要なので、乾燥機付きだから大変だということはありません。

フィルターもかんたんにとりはずしができますし、手でごみをとるだけなので、

そんなにめんどうなことはないですよ。

これも慣れですね。

あとは、縦型と同じように洗濯槽の掃除を1~2ヶ月に1回ぐらいやればOK。

液体の洗濯槽洗剤をドボドボっとドラムの中に入れて、ボタンを押すだけです。

これは2~3時間ぐらいでおわります。

メンテナンスについてはこんな感じですね。

 

メリット

それではここからメリットの方をお伝えします。

言わずもがな、最大のメリットは、

 干す手間が省けるので、時間を短縮できる

これにつきます。

冒頭でも説明したしたとおり、この時短効果はめちゃくちゃ大きいです。

仕事、家事、育児と毎日目が回るほど忙しい生活の中で、今一番ほしいものは何ですか?

やはり、時間ですよね。

私たち、子育て世帯の親にとって、時間の価値はものすごく高いんです

少しでも、心おだやかに、ゆとりをもって生活するためには、時間が必要です。

乾燥機付き洗濯機は、そのための投資と考えるべきです。

時短できること以外にも、洗濯物がふんわり仕上がるとか、見た目がかっこいいとか、

ちょっとしたメリットはあります。

しかし、そんなことは、乾燥機付き洗濯機を使う本質的な目的ではありません。

 時間と手間を省いて、ストレスを減らし、心に余裕をもつこと

これが最大のメリットであり、乾燥機付き洗濯機を購入する目的です。

ここまで、デメリットを1つ1つ解説してきましたが、時間が作れるというたった1つのメリットだけで、

これらのデメリットを全て帳消しにしてくれます

それが、乾燥機付き洗濯機です。

 

乾燥機能付き洗濯機を使った洗濯の時短法

それではここから乾燥機付き洗濯機を使った時短テクニックをご紹介します。

少々大雑把ですが、これをやるとめちゃくちゃ楽になりますよ。

洗濯の手順

洗濯の手順としては、おしゃれ着とそれ以外の洗濯物を分けて、別々に洗濯するのがいいです。

おしゃれ着は、洗濯・脱水までしてハンガーに干し、それ以外は洗濯〜乾燥までまとめてやるといった感じですね。

ちなみに洗濯が終わった衣類は、基本的にたたみません

タオルや下着類などはこんな感じでしまうので、きれいにたたむ必要もありません。

バスタオルは毎日洗って交換するので、これもたたむことはほとんどないですね。

手間としては、一部の衣類を干すだけです。

あとは、干しませんし、基本たたみません。

「たたまない」だけであれば、乾燥機なしの洗濯機でもできますが、

「干さない」までできるのが、乾燥機付き洗濯機です。

 

まとめ

いかがでしたか?

高い買い物にはなりますが、必ずそのリターンが得られますので、買うのであれば、早い方がいいです。

私が購入した洗濯機はシャープのES-G111という機種で、以前の物と比較すると機能的な面がかなり改良されている上に、省エネなので本当に快適です。

デザインもスタイリッシュで気に入ってます。

この洗濯乾燥機の口コミについては、こちらの記事にまとめていますので、気になる方は読んでみてください。

 

【シャープES-G111の口コミ】ES-G112&ES-U111との比較も解説

2020年8月1日

 

今回は、熱く語ってしましましたが、それだけいいものだということなので、これがあたなに伝われば何よりです。

ということで今回は以上です。

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