【漂白剤の使い方】洗濯機に入れると除菌・消臭効果UP

漂白剤って洗濯機に入れても色落ちしないのかな?

今回はこういった疑問にお答えします。

さらに、漂白剤の使い方やその効果についても詳しく解説していきます。

そもそも漂白剤って何なんでしょうか?

その名の通り、漂泊とは衣類などの生地を白くすることなんですが、これはただ単純に白く染めているだけで、汚れを落としているわけではなんです。

例えば油汚れや泥汚れなど、生地の表面に付着しているものは漂泊しても意味がなく、このようなものは洗剤で取り除かなければいけないわけです。

しかし汚れを取り除いた後でも、繊維の奥に細かい汚れが残っているので、それを目立たなくするというのが漂白剤の役割なんですね。

なので、例えば上履きなんかがいい例です。

上履きについている汚れは、基本的に泥汚れです。

これを取り除くにはまず洗剤で落とすのが効果的なんですね。もちろん漂白剤を加えると更に白くなるんですが、使いすぎるとゴム部分が劣化しやすくなるのでその点は注意が必要です。

このように、まずは漂白剤が何のために使われるのかを把握するだけでも、どのような場合に漂白剤を使えばいいかが分かると思います。

それではここから本題に入っていきます。

洗濯機に漂白剤を入れても色落ちしない?

洗濯機に漂白剤を入れても色落ちする心配はないのでしょうか?

結論から言うと、色落ちはしません。

ただし、使う漂白剤によります。

これについては後ほど詳しく解説しますが、パッケージに色柄物OKと書いてある酸素系の液体漂白剤を使えば問題ありません。

実は色落ちする最大の要因は、水道水に含まれているカルキによるものなんです。

カルキは塩素でできていて色を落とす作用があります。

洗濯物を何度も何度も水にさらすことで色落ちしているということなんですね。

なので、「漂白剤を入れて洗濯していたら色落ちしてしまった。」と思われた方は、その原因が漂白剤ではなく、水に含まれるカルキ(塩素)だと考えた方がいいですね。

洗濯機に入れる量の漂白剤では、濃度が薄いので色を落とすほどのパワーはありません。

なので安心して洗濯機に漂白剤を入れてください。

漂白剤の種類

それでは漂白剤の種類について解説していきます。

漂白剤は大きく分けて2種類のものがあります。

  1. 酸素系 ・・・ 色柄物の漂白に使用する
  2. 塩素系 ・・・ 白物の漂白に使用する

この2種類です。これについてはご存知の方も多いと思います。

さらに細かく分けると、塩素系には粉末・液体の2種類があります。

ここで漂白剤の効果として注目したいのが、除菌力の強さです。

漂白剤は、生地を白く染めるだけでなく、除菌・消臭効果に優れているということを忘れてはいけません。

漂泊効果と除菌効果は正比例する関係にあり、効果が高ければ高いほど、除菌・消臭効果も高いということになります。

酸素系・塩素系では塩素系の方が除菌・消臭効果が強く、粉末・液体では粉末の方が強くなります。

まとめると、漂泊・除菌・消臭効果の高い順番はこのようになります。

  1. 塩素系
  2. 酸素系粉末
  3. 酸素系液体

なので、洗濯物の汚れとにおいの具合を見て、どの漂白剤を使うかを決めればいいですね。

除菌・消臭効果を高める方法

洗濯物の生乾き臭って気になりますよね。

この生乾き臭をなくすための方法をここから解説していきます。

除菌・消臭効果の高い洗剤と漂白剤の組み合わせ

洗剤と漂白剤を組み合わせると消臭効果が高くなることは、先ほどの内容で分かったかと思いますが、それではどの洗剤とどの漂白剤を組み合わせると高い効果が得られるのでしょうか?

一番いいのは次の組み合わせです。

弱アルカリ性の洗濯洗剤+酸素系の液体漂泊剤

これがベストです。

酸素系漂白剤は単体で使うと消臭力は弱いですが、弱アルカリ性の洗剤とあわせて使うことで効果が激変するのです。

においが気になる場合は、洗濯する際にこの2種類を同時に入れて洗濯機で回してみてください。

洗濯洗剤だけで洗う時よりも、さらに消臭効果が上がり、洗濯後のいやなにおいを取り除くことができます。

弱アルカリ性の洗剤としては、アタック・ニュービーズなどの粉末洗剤がこれにあたり、ワイドハイターなどの漂白剤は酸素系液体漂白剤になります。

ちなみに私がおすすめする洗濯洗剤と漂白剤の最強の組み合わせはこちらです。

この組み合わせだと生乾き臭は全くなく、柔軟剤を入れるとそのさわやかな香りが残ります。

他にもいろんな洗濯洗剤がありますので、それぞれの特長をこちら↓↓↓の記事にまとめてみました。時間がある方は読んでみてください。

洗濯洗剤は粉末と液体どっちがいいの?おすすめの洗濯洗剤は?

2019年9月13日

乾燥時間を短くする

次に除菌・消臭効果を高める方法として有効なのが、乾燥時間を短くすることです。

具体的には次の方法で乾燥時間を短縮します。

  • 脱水が終わったらすぐに取り出して干す
  • 洗濯物の間隔をできるだけ空ける
  • 除湿機・扇風機などを活用する

なぜ、短時間で乾かすことが大切かというと、洗濯物には洗った後もいろんな雑菌が含まれていて、この雑菌は湿った状態が長ければ長いほど洗濯物に残るからです。

これがいわゆる「生乾き臭」の原因になっているのです。

まずは洗濯の段階で、漂白剤などを使って雑菌を最小限にした上で、洗った後すぐに乾かすようにすれば、いやな臭いは全く残りません。

なので、まずは洗濯後すぐに取り出すこと、それから通気性を良くした状態で早く乾かすこと、これらをしっかりやってみてください。

通気性を保つのに扇風機をあてるのも非常に効果的です。

また、除湿機についてはそれほど電気代がかからない上に、乾燥時間が一気に短縮できるので、これも非常に効果が高いです。

除湿機の使い方や洗濯物の干し方についてはこちらの記事を読んでみてください。

【洗濯の時短テクニック】洗濯が劇的に楽になるたった1つの方法

2019年8月19日

まとめ

漂白剤の使い方と洗濯物の除菌・消臭方法について解説してきました。

一口に洗濯と言っても、非常に奥が深くやり方次第では仕上がりが大きく変わってきます。

洗濯は毎日のことですし、意外とめんどくさい作業なので、できるだけ効率よくやりたいものです。

この記事を読んだ上で、これは使えるなと思った部分は、是非一度試してみてください。

それでは今回はこの辺で。

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