こういった疑問にお答えします。
家事の中でも、洗濯はけっこうな重労働。
洗う 干す たたむ
基本的にはこの3つの工程ですが、細かく分けると、この中にやることがぎっしり詰まってます。
こう考えているあなた。
大丈夫です。
家事は60点でOK!
完璧主義は捨てて、ゆる~くやっていきましょう。
とはいえ、多少はクオリティや見た目も大事ですので、そこは最低限クリアした上で、効率よくやることが大切です。
というわけで、ここからは毎日の洗濯を劇的に楽にする方法をご紹介します。
ここで紹介する方法は、「たった1つのこと」です。
これさえやれば、あなたも効率的に洗濯をできるようになりますよ。
というわけで早速いきましょう。
洗濯の時短テクニック
それでは具体的な方法をご紹介していきます。
結論から言うと、洗濯を劇的に楽にするたった一つの方法とは、
洗濯を全て脱衣場の中でやること
です。
なぜなら、これをやると動きを最小限にすることができるからです。
つまり、ムダな動きがなくなり、一気に時間を短縮できるというわけです。
洗濯物を干すのに、2階に上がったり、ベランダに行ったりしていないですか?
たたむ時に、洗濯カゴに入れた洗濯物をリビングに持って行って、テレビを見ながら1つ1つたたんだりしてないですか?
ひと昔前までは、これらはよく見られる光景でしたが、これをやるとムダな動きが多くなり、めちゃくちゃ時間がかかってしまいます。
- 多少時間をかけてでも、外に干して太陽の香りを感じたい。
- 洗濯物をたたむのが大好きだから、広いリビングでゆっくりたたみたい。
こう思うのであれば、それはそれで全然OKです。否定はしません。
ですが、とにかく時間がなくて少しでも洗濯を楽にしたいのであれば、脱衣場でやるようにしましょう。
動きを減らすことは、時間の短縮になる上に、体も疲れませんので、ストレスの軽減にもなります。
これを追求したもっとも効率のいい形が「全てを脱衣場でやること」なんです。
また、脱衣場に洗濯物を干すと、家にいる時に洗濯物が目につかないので、
生活感が出ずに快適に過ごせるというメリットもあります。
リビングに干してしまうと、どうしても部屋がごちゃごちゃしてしまいますよね。
脱衣場に干せば、これがなくなります。
洗濯機はどこの家庭も、だいたい脱衣場の中にあると思います。
なので、脱衣場から一歩も出ずに洗濯を終わらせましょう。
というわけで、ではどうすれば、脱衣場内で洗濯を終わらせることができるのか、
ここからその具体的な方法をご紹介していきます。
洗濯物の干し方
まずは洗濯物の干し方から説明します。
脱衣場に洗濯物を干すためには、物干しを設置する必要があります。
リフォーム会社に頼んで、天井からつるすのもいいですが、これだとめちゃくちゃお金がかかりますよね。
なので、つっぱり棒を使います。
これで十分です。
つっぱり棒を利用する
こんな感じですね。
ホームセンターやAmazonなどで売ってるやつでOKです。
うちで使っているものはずいぶん前に購入したものです。
当時あまりいいのがなかったので、しぶしぶこれにしましたが、
できれば壁や天井の色に合わせて白い棒を購入すると、見た目はもっとよくなると思います。
スペースを効率化する上で大切なことが、上の空間を利用するということです。
なので、洗濯物を干す時も、このようにつっぱり棒を使って高い位置に干すと、上のスペースを効果的に使うことができます。
また、つっぱり棒だけでは干す場所が足りない場合は、こういったものもあると便利です。
こんな感じで、洗濯機の上のスペースを利用するタイプですね。
とにかく脱衣場は狭いので、上の空間はムダなく使っていきましょう。
つっぱり棒と物干しがあれば、かなりの量の洗濯物を干せますので、これだけ用意しておけばOKです。
基本的には、ここまで準備ができれば、干すことに関しては脱衣場の中でできるようになりますが、
干し方も工夫すると、さらに時短できますので、ここからはその方法をご紹介します。
ハンガーを使い分ける
効率よく洗濯物を干すためにはハンガーを使い分けた方がいいです。
ちなみに私は4種類のハンガーを使っています。
この4種類です。
左から、「滑らないハンガー」、「プラスチックのハンガー」、「パンツ用ハンガー」、「子供用ハンガー」です。
ではそれぞれの使い方を説明していきます。
滑らないハンガーの使い方
まずは滑らないハンガーの使い方から。
バスタオルは幅が広いので、竿にそのままかけると、ものすごく場所をとり、掛けるスペースがなくなってしまいますよね。
なので、このように竿に対して垂直にかけることで、省スペースでの物干しが可能になります。
バスタオルについては、これでOKなんですが、もっと効率をよくしたいのであれば、
バスタオルを使わない
これもありです。
個人的にこれは超オススメです。
私も以前は、バスタオルを使っていましたが、今は使っていません。
バスタオルって衛生面を考えると、毎日洗いたいですよね。
とはいえ、洗う時はかさばりますし、干す場合もスペースをめちゃくちゃとってしまいます。
なので、思い切ってバスタオルはなくしてしまってもいいです。
ちなみに我が家ではこんな感じのタオルを使っています。
これはコストコで買ったタオルですが、コンパクトで、かつ、吸水性もバツグンなので、
お風呂上りに体を拭くのにピッタリです。
寸法は76X132cmと、フェイスタオルよりもちょっと大きいぐらいです。
ですが、しっかり水分をすいとってくれるので、大人でも十分バスタオルとして使えます。
また、浴室のドアのところにつっぱり棒をはっておくと、こんな感じでかけることができますので、
お風呂上りにササっと体を拭けます。
これだと、コンパクトサイズなので、家族4人分を省スペースで干すこともできますよね。
これを使うようになってから、洗濯がものすごく楽になりましたし、場所をとらないのでめちゃくちゃ快適になりました。
ちなみにAmazon、楽天では6枚入りの販売のみとなっています。
GRANDEUR グランドール バスタオル6枚セット (76X132cm) ホワイト
≫Amazonでコストコ グランドール バスタオル6枚セットを購入する
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また、次のような衣類についてもすべらないハンガーを使うと便利です。
- 前開きのタイプのシャツ
- 首回りの広いタイプ
- ノースリーブのトップス
- 子供用の昼寝用のタオルケット
上記です。
干し方は、普通にこんな感じでOKです。
タオルケットはバスタオルと同じように、こういったかけ方ですね。
ズレやすいものについては、このようにすべらないハンガーを使うと便利ですよ。
ちなみにすべらないハンガーは、山善のハンガーがオススメです。
- スリムなのでスペースをとらない
- すべり止めがしっかりしているので洗濯物がすべり落ちることがない
上記です。
人気商品で、ドイツ製の「マワハンガー」という商品がありますが、これよりも値段が安くて、
しかもすべり止めが強いです。
すべり止めが強い分、丸首タイプの衣類をかける時は使いづらいですが、
子供の昼寝用のタオルケットや、上記のような衣類などについてはとてもかけやすいので、
何本か持っておくと、とても便利ですよ。
山善 すべらないハンガー 10本セット
プラスチックのハンガー、子供用ハンガーの使い方
丸首のトップスにはプラスチックハンガーを使います。
なぜなら、先ほども説明したとおり、丸首タイプにすべらないハンガーを使うと、衣類がひっかかってとてもかけづらいからです。
また、子供用のトップスは首回りが狭いので、子供専用の小さなハンガーを使います。
普通にこんな感じですね。
ハンガーにかけられるものは、全てかけます。
「たたまずそのままクローゼットにしまうため」です。
このやり方は、最近ではあたりまえになってきましたね。
ピンチに干してしまうと、たたむ手間やハンガーに掛け直す手間がかかりますので、
かけられるものは全てハンガーに掛け、そのままクローゼットにしまいます。
プラスチックと子供用ハンガーは何でもいいので、通販やホームセンターで売っているものを購入すればOKです。
ちなみに、子供用ハンガーは、100均の「セリア」が品揃えが豊富なのでオススメです。
パンツ用ハンガーの使い方
パンツについては専用のハンガーを使います。
ウエスト部分を4点ピンチでとめるタイプの物もありますが、乾きやすい反面、場所をとるというデメリットがあります。
なので、4点ハンガーは使いません。
このように2点でとめるタイプですね。
これで十分きれいに乾きますので2点タイプでOKですよ。
ちなみにオススメするのは、「マワハンガー」のパンツ用です。
MAWAハンガー パンツ スカート スラックス用 クリップハンガー (幅30cm) K30D 10本組 ホワイト
同じようなタイプのパンツ用ハンガーは100均などでも販売されていますが、これだとピンチのすべりが悪く、はさむ力が弱いのでとても使いづらいです。
マワハンガーであればその点問題なく快適に使えるので、値段はちょっと高めですがこちらの方がオススメです。
下着や靴下など細かいものはピンチハンガーで
下着や靴下など細かいものはピンチハンガーを使用します。
だいたいみなさんこのタイプを使ってますよね。
よくあるこんな感じのやつですね。
ピンチハンガーは何でもいいと思いますが、選び方のポイントとしてはできるだけピンチの数が多いものがいいですね。
あとはプラスチックのタイプだと劣化が早く、折れたりすることがあるので、ステンレス製のものなど、ある程度しっかりしたものを使った方がいいです。
また洗濯物が多い時は、浴槽の上に置くネットタイプも便利ですよ。
画像のとおりです。
ネットを出し入れする手間がかかるので、洗濯物が少ない時はピンチハンガーでいいですが、
大量にある時はこれを使ってネットの上にばらまいて浴室乾燥をすると、一気にはかどります。
また、セーターなどのおしゃれ着はハンガーにかけるとのびてしまったり、形がくずれてしまったりするので、
平干しネットの上にのせて乾かすと安心です。
しまう時は、こんな感じでまるめておくことができますので、場所もとりません。
洗濯物が多くて干すスペースが足りない時にとても便利ですよ。
購入する際は、お風呂のサイズに合っているかどうかを確認しておいてくださいね。
ダイヤ 室内干し用 折りたたみ式 平干しネット
また、下着や靴下などの細かいものを収納する時は、こういった収納グッズが便利です。
これだと、まるめてポン!で収納できます。
枠の中に突っ込めばいいだけなので、とっても手軽です。
見た目もよく、何がどこにあるか一目で分かるのもいいですね。
除湿器を使う
こういった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
確かに、脱衣場はお風呂の湿気が脱衣場にこもりがちですし、換気扇だけではなかなか湿気が逃げないのは事実です。
ですが、実は脱衣場はある家電を使うと、洗濯物を干すのにもってこいの場所に変わります。
その家電が除湿器です。
除湿機は、狭ければ狭いほど、除湿効果が高くなります。
なので、脱衣場のように狭い空間で、かつ、密閉されているところというのは、吸湿するのにピッタリなんです。
扇風機を使っても、早く乾かすことはできますが、脱衣場は狭いので、風をまんべんなくあてることがむずかしいです。
なので、脱衣場の中で使うのであれば、除湿器がベターです。
ちなみに電気代が気になるという方もいると思いますが、除湿機の消費電力は浴室乾燥の約1/4。
乾燥時間を考慮しても、浴室乾燥と比較すると電気代は半額以下に抑えることができます。
除湿機自体も、そんなに高いものではないので、ものすごくコスパのいい投資になります。
生乾きの臭いもありませんし、8時間ほど回せば柔軟剤のいい香りを残したまま、冬でもきれいに乾かせます。
また、最近の洗剤は抗菌効果が高いですし、部屋干し用のタイプなどもありますのでそういったものを使えば大丈夫です。
洗濯洗剤の選び方については、洗濯洗剤は粉末と液体どっちがいいの?おすすめの洗濯洗剤は?に詳しく書いています。
また漂白剤の使い方と、柔軟剤の選び方についても別記事にてご紹介してますので、よかったら読んでみてください。
洗濯物のとりこみ方
洗濯物をとりこむ時も、脱衣場の中でやりますが、ポイントは次のとおりです。
- ハンガーにかけたものはそのままクローゼットにしまう
- 下着は干してある物をそのまま着る
- しわにならないものはたたまずカゴに入れる
- カゴを複数用意しておき、カゴをそのまま収納に入れる
ハンガーにかけたものをそのままクローゼットにしまうというのは、前述したとおりです。
下着については、2枚で回すようにして、お風呂から上がったら干してある物をそのまま着るようにします。
これでたたむ手間がなくなりますよね。
また、しわにならないものはたたまず、カゴの中に直接放りこみます。
こんな感じでOKです。
ちなみに、カゴは100均で購入したもので、重ねられるものを使用しています。
それから、複数のカゴに分別して入れたら、そのカゴをそのまま収納にしまいます。
こんな感じですね。
こうしておけば、見た目もそんなに気にならないです。
これでたたむ手間が省けますよね。
とはいえ、この場合デメリットもあって、それは、そのままカゴに入れると、何がどこにあるか分かりにくくなるということです。
なので、個人別、カテゴリー別など、一定のルールを決めておいて、カゴの中に何が入っているのかを分かりやすくしておくことがポイントです。
乾燥機つき洗濯機を使う
ここまでは、乾燥機を使わない洗濯のしかたをご紹介してきましたが、
さらに手間を省きたいのであれば、乾燥機つき洗濯機を使うといいです。
私は少し前に乾燥機つき洗濯機を購入しましたが、洗濯がめちゃくちゃ楽になりました。
とはいえ、乾燥機能がついた洗濯機となるとかなり高額になりますよね。
なので「投資に見合った価値が得られるか?」というところが気になるかと思いますが、
結論として、投資する価値はあります。
もちろん、全ての洗濯物を乾燥機で乾かせるわけではありませんし、
乾燥機能が優れているドラム式を購入すると、衣類が傷みやすくなるというデメリットがあるのも事実です。
ですが、それを差し引いても乾燥機つき洗濯機はメリットが大きいです。
これについては、【ドラム式】乾燥機付き洗濯機って便利なの?そのメリット・デメリットは?にて詳しく書いています。
まとめ
洗濯の時短テクニックについてのご紹介でした。
ここまでの内容をまとめると次のとおりです。
- つっぱり棒、物干し、除湿器があれば洗濯物を脱衣場に干すことができる
- ハンガー、ピンチ、平干しネットをうまく活用する
- とにかくたたまない
- 乾燥機つき洗濯機の時短効果はかなり高い
- 洗濯は全て脱衣場でやる 最強の時短法!
上記です。
というところで、以上です。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました。