今回は、こういった悩みを解消します。
まずこの記事を読むメリットとしては次のとおりです。
- 家事の疲れを癒す方法が分かる
- 家事を楽にする方法が分かる
この記事を読んでいただければ、家事に対して前向きになることができ、更に楽して家事ができるようになります。
「えっ!読むだけで?ほんとに?」
やっぱりこう思いましたよね。
もちろん読んだら実行してもらう必要がありますが、なぜ楽になれるのかというと、これは実際に私が8年間積み上げてやってきたことで、そのポイントを集約した内容だからです。
私は2児の父親ですが、家事を全てこなしています。
専業主夫でもなく、ガッツリ共働きです。
毎月30時間の残業をこなす肉体労働のハードワークではありますが、無理なく仕事と家事を両立し、空いた時間にこのようにブログも書けています。
とはいえ、やはり最初の頃大変でした。
なんで自分ばっかりこんなに苦労しなければいけないんだ。
僕がやってることが大変だということをなぜ家族は理解してくれないんだ。
こう思ってました。
妻は結婚するまで実家暮らしでどちらかというと家事が苦手なタイプなので、自分がやった方が家庭はスムーズに回ると思い、結婚当初から私がメインで家事をやるようになったのですが、最初は家事がこれほど大変なものとは思いませんでした。
でも何とかして家事を攻略したいと思い、いろんな本を読んだりいろんことを試したりした結果、今では家事に対するストレスはなくなり、むしろ楽しんでできるようになりました。
すみません、少し前置きがながくなりましたが、ここからは具体的な方法を説明していきます。
「家事に疲れた」と思っているあなた。
是非ここから先の内容を頭に入れて参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
家事の疲れを癒す方法
それではまず家事の疲れを癒し、気分をリフレッシュする方法からご紹介します。
一人の時間をつくる
「毎日家事や育児に追われて気がつけば一日経ってしまっていた。」みたいなことよくありますよね。
時間に追われっぱなしで、息つく暇もないような日が続くと、当然ですがメンタルは病んできます。
こうなると更にやる気が起きなくなり、家事もたまっていくという悪循環を生んでしまいます。
「家事に疲れた」と思っているあなたは多少無理をしてでもがんばってしまう、きっと努力家の人ですよね。
これはとても素晴らしいことですが、無理をし過ぎて悪循環になってしまうようではせっかくの努力が台無しになってしまいます。
なのでこういった真面目で努力家のタイプの人は特に、意識的に休息をとるようにしてください。
そして一人の時間を作ってゆっくり休むようにしてください。
なかなか一人の時間をつくるのは難しいと思いますが、
- 子供がいる人であれば両親にあずける
- シッターや家事代行サービスを利用する
- たまには旦那さんのご飯は出来合いのものや冷凍食品を用意して自分で食べてもらう
このようなことを気兼ねなくやってみてください。
真面目で自分に厳しい人ほどこういったことがなかなかできません。
掃除や洗濯なんて1日ぐらいやらなくてもどうってことありません。
やらずに放っておいたら旦那さんがやってくれるかもしれません。
とにかく疲れているのであればまずは休息をとり、一人の時間をつくってみてください。
映画やライブに行ってもいいですし、温泉に浸かってボーっとするでもいいと思います。
それをやったからといってあなたの価値が下がるわけでもなく、何か悪いことが起きるわけでもありません。
逆にこれで気分がリフレッシュできますので、むしろプラスに働きます。
家事には終わりがありません。
終わりがないからこそ休息が必要ですし、それを自分で管理しなければなりません。
がんばっているあなたを周りはちゃんと見てますので、心おきなく休んでください。
家族で旅行を計画する
疲れを癒すには旅行に行くと効果的です。
実際に旅行中には、ストレス反応を司るコレチゾールというホルモンが減少し、逆に幸福ホルモンとも呼ばれるセロトニンの分泌が促進されることも研究により明らかになっています。
引用元: STUDY HACKER https://studyhacker.net/columns/before-trip
特に家事という単調で変化のない作業から解放されるためには、非日常を体感することがとても大切です。
また、旅行は計画の段階から幸福感を感じられるものです。
「どこに行こうかな?行った先で何食べようかな?海辺でのんびりしたいな。。。」
などなど、考えるだけでワクワクしてきますよね。
そして旅行に行く日が決まっていれば、それに向けて高いモチベーションも保つことができます。
行った後は思い出になりますので、それを家族と共有でき幸福度も上がります。
疲れた時にまたその時の写真を見返すとまたみんなで旅行に行きたいと思い、力も湧いてくるものです。
単純に旅先で気分をリフレッシュできるだけでなく、行く前と行った後にも効果があるのが旅行です。
また、疲れを癒すだけでなく、モチベーションの向上にもとても役に立ち、かつ家族の絆を深めることもできます。
なので家事で疲れた時は、家族旅行を計画してみてください。
日頃から軽い運動をする
家事で疲れる原因として大きいのが、家の中にこもりっきりになってしまうことです。
しかも家事は単純作業とはいえめんどくさい作業が多く、一日のうち何度も小さな判断を迫られることがあります。
たとえば、
- 今日はシーツ洗おうと思うけど天気大丈夫かな?
- 夕飯のおかず何にしようかな?
- 洗剤がなくなりそう。でも今日は忙しいから買い物行けない。いつ行こうかな?
などなど、その判断に迷ってしまうことが多々あります。
実はこれによって脳は消耗していて、こういった判断を繰り返すことにより、ストレスが蓄積されいるのです。
なので思考を停止する時間をつくることがとても重要です。
何も考えずに、なるべく自然の多い場所でウォーキングや軽いジョギングをすると高いストレス解消効果を得ることができます。
ちなみに近代の精神医学によって、以下のような研究結果が出ています。
最新の研究で、運動が抗うつ薬と同じくらい効果のあることがわかってきました。
精神疾患の症状が運動で改善される理由については、セロトニンやドーパミンといった脳内物質の働きが改善されるという説が有力です。
メカニズムが解明されれば、精神疾患の治療に運動が積極的に取り入れられる日もそう遠くないかも知れません。
引用元:COMHBO 地域精神保健福祉機構 https://www.comhbo.net/?page_id=5895
家事は家の中という狭い空間にこもりっきりになり、小さな雑務に判断を迫られる毎日が続いてしまいますので、ストレスを蓄積させないためにはそこから解放される時間が必要です。
そのためにも思考を停止する時間を作り、意識的に運動をするようにしましょう。
また、疲れている時ほど軽い運動をするように心がけてみてください。
そうすることで逆に疲れはとれますので、ぜひ試してみてください。
家事を楽にする方法
それではここから家事を楽にする方法について説明します。
「考える」と「動く」を分ける
まず家事で疲れないようにするめたに最も重要なことは、
考える時間と動く時間を分ける
ということです。
つまり考えながら動くのではなく、必ず事前に考えておいてから行動に移すということです。
家事は細かい作業が山のようにあります。
この山のような作業をいちいち考えながらやっていてはそれこそ疲れきってしまいます。
なので、考えることと動くことは分けましょう。
考えるべきことを事前に済ませておけば動きが止まることがなくなり、ストレスなく家事を進めることができるのです。
具体的には、
- 夕飯の献立は1週間分まとめて考えて、献立表を作っておく
- 朝、夕飯のメニューを確認して夕飯時にスムーズに作れるよう予め準備をしておく
- 何を買うかメモをとり、買い物に行く日を決め、1週間分まとめて購入する
- 1日のスケジュールを決めておく
- 細かい家事の順番を決めておく
このようなことです。
考えながら体を動かすとムダな作業が増え、バタバタする割に全く家事がはかどらないという状況に必ず陥ります。
これが家事で疲れる原因です。
なので、ちょっとめんどくさくても動く前に考える時間を作るようにしましょう。
また、マルチタスクは厳禁です。
マルチタスクが脳にストレスを与え、作業効率を落とすということは様々な研究から分かっています。
家事をやる時も同様、「何かをやりながら別のことをやる」となると効率は落ちますし、疲れもたまってしまいます。
なので、必ずシングルタスクです。
一つ一つの家事を確実にやっていき、終わってから次のことをやるようにしましょう。
リズムよく家事をやる
これは本当に大事です。
「リズム」よくと聞いてもあまりピンとこないと思いますが、分かりやすく言うと「毎日同じ時間に同じことを同じようにやる」ということです。
もっと言うと、なるべく動きをルーティン化していつもと違うことをしないということです。
例えば料理に関して言うと、新しいメニューを次々と取り入れないということです。
レパートリーを絞って、その一品一品を毎回同じように作る。
そしてその中で調味料の量調整したりして材料を少しだけ変えたりして、そのメニューの完成度を上げていく。
こうすることで料理のクオリティが上がっていく上に、調理時間を短縮することもできます。
料理に限らず、洗濯も同じことが言えます。
朝やったり夜やったりせず、必ず毎日同じ時間に洗濯機を回すようにする。
また、できるだけ同じ導線になるような動きをします。
こうすることで細かい判断を排除でき、考えることなく体が勝手に動くようになりますので、ストレスが軽減できるというわけです。
その結果、日常生活にリズムができ、どんどん家事をこなしていけるようになります。
そして、できるだけルーティンは毎日休まず繰り返すことが大切です。
こう思われたかもしれませんが、休息は計画的にとり、それ以外は休まないということです。
つまりメリハリです。
ダラダラ休み休み家事をやるのが一番疲れます。
時間が来たら毎日同じように同じ家事を淡々とこなし、疲れた時には一人の時間を作ったり旅行に行ったりしてリフレッシュするといいという意味です。
意外に毎日リズムよく家事ができるようになると、なかなか疲れることはありません。
なので、
細かいところまでルーティン化してリズムよく家事をする
これをやるように心掛けてみてください。
時短テクニックを駆使する
先ほど説明したとおり、家事を楽にする本質は考えずに体を自動的に動かすようにするということですが、ちょっとしたテクニックを使うと更に楽になります。
まず手っ取り早く時短するには、ルンバ・ヘルシオ・食洗機などの時短家電をフル活用するということです。
こういった家電を購入すれば、単純に今までやっていた作業がなくなるわけなので、一気に時短できます。
家事で疲れていてやる気が出ないというところまでいってしまってる場合は、多少無理をしてでもこれらの時短家電を購入した方がいいです。
家事を楽にするためには投資も必要です。
投資した分のお金は、「時間と心の余裕」という形で毎日どんどん返ってきますので、その分はすぐに回収することができます。
なので、時短家電は早めに購入することをおすすめします。
そもそもその家事は必要?
そして、家事で楽をするために必要なことが、家事のムダを根っこの部分から考えるということです。
ちょっとちょっと分かりずらいですよね。
なので具体例をあげてみます。
- 冷凍食品はおいしくないから食卓に出さないのではなく、おいしい冷凍食品を探して食べるようにする
- 食べ飽きるからいろんなメニューを考えるのではなく、食べ飽きないメニューを考えをそのクオリティを上げていく
- 洗濯物を早くきれいにたたむ方法を考えるのではなく、たたまなくていいようにする
- 家族に協力してもらう(自分じゃなくてもできることはやらない)
これらが根っこの考え方を変えて、ムダな家事をなくした例です。
このような考え方をもつといいわけですね。
今やっていることをまず否定してみて、その根本を変えてしまうという発想を持つと本質の部分が見えてきます。
柔軟な発想を持って、「そもそもやらなければいけないのか?」というところから考えてムダな家事はなくしていきましょう。
そうすることで家事はずいぶん楽になりますし、時間を短縮することも可能になります。
まとめ
「家事に疲れた」という方向けに、私の経験からリフレッシュする方法と家事を楽にする方法をご紹介しました。
家事は本当に大変です。
働きながらとなるとなおさらで、これが原因で夫婦の関係が悪化するということもよくある話です。
だからこそ家事としっかり向き合って、どうしたら楽になるのか、どうしたら快適な毎日を送れるようになるのかを考えながらやっていきましょう。
この記事を読んで少しでも家事が楽になったと言ってもらえると幸いです。
長文になってしまいましたので、最後に内容を簡単にまとめて終わりにします。
家事の疲れを癒す方法
- 一人の時間を作る
- 旅行を計画する
- 軽い運動をする
家事を楽にする方法
- 考える時間と動く時間を分ける
- リズムよく家事をする
- 時短テクニックを駆使する
- 家事のムダを根本から考える
以上です。「時短する」ということに関してもう少し詳しく知りたい方は↓の関連記事を読んでみてください。
ということころで今回はこの辺で。