今回はこういった悩みを解消します。
結論から言うと、
- 物を捨てる前に「もったいない」という考えを捨てる
- 物がなくなってスッキリした部屋を想像する
考え方としては、上記が最重要です。
まずはこの2つについて説明し、その後は具体的にどう進めたらいいかをご紹介していきます。
この記事を読めばあなたもきっと断捨離上手になれると思います。
それでは一つずつ見ていきましょう。
物を捨てる前に「もったいない」という考えを捨てる
物を捨てる前にもったいないという考えを捨てることが最も重要です。
なぜなら、断捨離をできない理由の99%がこれだからです。
そもそも物を捨てるという行為はもったいないことでしょうか?
冷静に考えてみてください。
物があることで不便な思いをしてませんか?
物があるせいでスペースを削られていることないですか?
物が多いことで探す時間をとられたりしていませんか?
これらをトータルで考えた時に、「物がある」ことによっていろんなことに支障をきたしていることが分かります。
物自体がなくなることよりも、時間やスペースがなくなる方がもったいないですよね。
なので、単純に物がなくなるというところだけに目を向けるのではなく、いろんな角度から考えて物を捨てることはもったないことではないということを認識することが大切です。
物がなくなってスッキリした部屋を想像する
断捨離をした後どうなるか想像することも大切です。
なぜなら、ゴールをイメージすることでモチベーションが上がり、行動できるようになるからです。
今、目の前にあるごちゃごちゃしたものがなくなったところを想像してみてください。
仕事から疲れて帰ったきたら、癒しの空間があるわけです。
部屋が散らかっているストレスからも解放されますし、物がないことで心の中も整理されます。
これを強くイメージすることで、断捨離ができるようになります。
断捨離の具体的な方法は?
それではここから具体的な方法をご紹介します。
基準を設ける
まずは断捨離をするには基準を設けることが大切です。
具体的には、
- 期限
- 適正数量
この2つです。
期限はいつまで保管しておくかということですね。
「使わない物は捨てる」これが基本ですが、どれぐらい使わなかったら捨てるか決めておくとよいです。
例えば、服であったり子供のおもちゃなど、半年あるいは1年使わなかったら捨てるといった感じですね。
期限は自分で決めていいですが、オーバーしたものは必ず捨てるようにしましょう。
また、「最近使ってないな」と思うものを専用BOXに入れ、日付を記入しておくとどれだけ日数が経過したかが分かるので、こういったやり方もおすすめです。
更に、適正数量についても決めておいた方がいいです。
例えば、下着は4枚、ジャケットは3枚など、収納に見合った適正数量を決めておき、その数をオーバーしたら捨てるといった感じです。
あるいは、「1日に1個捨てる」「1週間に3個捨てる」などの基準を設けてもいいと思います。
とにかく数字を明確にするのがポイントです。
どうしても感覚でいるいらないを決めてしまいがちですので、こういった基準を自分なりにつくってみてください。
一つ買ったら一つ捨てる
何か新しいものを買うと、当たり前ですが家の中の物は増えます。
なので1つ買ったら1つ捨てるようにしましょう。
特に服に関してはこれを意識しないと増えやすいですね。
気づいたら同じような服が何枚かあったりすることないですか?
意識しないと服ってどんどん増えていきますので、「買ったら捨てる」習慣をつけるようにしましょう。
重複する物を一つにまとめる
同じ種類の物がいくつかあることってないですか?
例えば、掃除道具やキッチン用品などはわりと重複しやすいです。
洗剤の種類については、そんなにたくさんはいりません。
たとえば漂白剤やカビキラーで排水溝はきれいになりますし、また、中性洗剤とセスキ水ぐらいあればだいたいのところは掃除できます。
ジップロックなどはサイズを1種類にして全く問題ありませんし、キッチンペーパーは洗って使えるタイプであれば、料理用と掃除用を兼用できます。
このように1つで複数の役割を果たすことができるものを見つけて種類を減らすと、自然と物が少なくなります。
ヤフオク・メルカリに出品する
いらなくなったもので、ブランド品など、まだ価値があるものについてはヤフオクやメルカリなどに出品するといいです。
ただし手間がかかりますので、ある程度楽しんでやることが大切です。
画像をとって出品して発送するという作業はどうしても発生するので、忙しい時やめんどうな時はリサイクルショップに出すのもいいでしょう。
値段がつかないものでも引き取ってもらえますので売れるかどうかは気にせず、その判断はお店に委ねてOKです。
簡単に処分できて、かつお金に変えることができるのでとても便利です。
自分で出品して売るよりは安くなりますが、簡単なので忙しいくて時間がない人にはおすすめです。
データ化して処分する
思い出の品や子供が作った作品などは置き場所や処分に困りますよね。
なので画像に収めてから捨てるようにしましょう。
また、家電の取説についてはスマホのアプリで管理するとよいです。
「トリセツ」というアプリを使えば、全ての取り扱い説明書がデータ化できますので、こういった便利なツールを利用しましょう。
断捨離の日を作る
断捨離をする日を決めて定期的にまとめてやるのもおすすめです。
年末年始やゴールデンウィークなど、長期休暇の際に1日だけ断捨離の日をつくります。
家族みんなが揃った時に、いるいらないを確認し、不用品をどんどん捨てるようにしましょう。
ポイントはダラダラやらず、一気にやってしまうことです。
例えば夕飯の前までに終わらせるなど、これについても期限を決めて、集中してやるといいと思います。
まとめ
断捨離についての考え方と具体的な方法をご紹介しました。
物を捨てる罪悪感は慣れると徐々になくなります。
冒頭で述べたように、多角的な視点を持てばもったいないという感覚もなくなり、逆に「捨てなければ!」と焦るぐらいの感覚になりますので、そうなるまで少しだけがんばりましょう。
物がない生活はとても快適です。
部屋に物がなければ雑念もなくなり、スッキリした気分で過ごすことができますので、ストレスも軽減できます。
「物がない」ということはメリットだらけですね。
あと、断捨離には多少の思い切りも必要です。
前述したようにきれいになった部屋をイメージして、いらない物はどんどん捨てていきましょう。
というところで今回はこの辺で。