
もしかして今こんな状況ですか?
そこまでではないにしても、散らかった部屋を何とかしたいと考えている人は多いはず。
普段忙しくしていると、掃除や片づけは後回しになりますよね。
仕事のストレスで、「今日は嫌なことがあったから、帰ったらビール飲んで寝よう。」とか、「疲れててもうどうでもいい。片づけは明日にしよう。」みたいに思うことって日常的にありますよね。
でも、結局これが積み重なって部屋が汚れていくのは事実で、何とかしないといけないわけですが、では具体的にどうすればいいのでしょうか?
実際に私も若い頃は、片づけができず、ゴミ出しもろくにしないので家は散らかり放題、きれいにしても3日も持たずすぐに汚れてしまうといったことの繰り返しで、汚い部屋にイライラしていました。
今では逆に物が多いと気持ち悪く、すぐに片づけるようになったのですが、こうなるまでには少しだけ時間がかかりました。
ちなみにこちらが私の家のリビングです。



キッチンは多少生活感ありますが、物は最小限にしていて、いつでも片づけが楽にできるようにしています。
私の家は、妻と子供2人の4人家族で、下の子はまだ2歳です。
子供が小さいと散らかりやすくなり、おもちゃなどの物であふれるようになりがちですが、私の家についてはそのようなことはなく、365日、上の画像のような状態をキープできています。
先ほど、このようになるまで時間がかかったと書きましたが、正確に言うとある程度片づいた状態なるまでは意外に早くできました。
そこから、“年中キープできる状態”、”かたづけの必要がほとんどなくなる状態”になるまでに少し時間がかかりました。
一旦、ここでまとめます。
1.かたづいてはいるものの、ものが散らかりやすく、掃除が大変
2.常にかたづいた状態がキープされていて、なおかつ散らかりにくいので、掃除も楽
片づいた状態にはこの2段階があり、1の状態になるのは簡単ですが、2の状態を作るのが少し時間がかかるということです。
それでは話をもどし、どのようにしてこの状態を創るかということについて、ここから解説していきます。
片づけを少しづつ進めていく
片づけに全くやる気が出ない状態になっている時は、メンタルもあまりいい状態ではありません。
なので、一気にやろうとしても無理が生じ、すぐに嫌になって逆戻りという状態になりがちです。
実際に私もそうでした。
なので、まずは「少しずつやっていこう!」という気持ちで始めてみてください。
そこから徐々に領域を増やしていくような形をとるといいと思います。
繰り返しになりますが、「小さく始める」これが大切です。
片づける習慣をつける
これがけっこう難しいですよね。
そもそもこれができていれば今のような状態になってないわけですから。
ではどうやって習慣化すればいいのでしょうか。
ポイントはマインドセットです。では具体的にどうすればよいのでしょうか?
これが習慣化のコツです。
あなたは片づけることに対してどんな感情を抱きますか?
「めんどくさい。」
必ずこの感情が出てきますよね。
この時必ずこの感情に蓋をすることを意識してください。
少しでもこの感情が湧いてきたら、意識的に頭の中から追い出し、ゆっくり深呼吸をしてみてください。
歯磨きをしたり、お風呂に入ったりするときと同じように、何も考えずチャッチャと片づけをする。
皿洗いなどは、流しに置いておかず、持って行ったらすぐに洗う。
片づけを特別なことだと思わず、無感情で淡々とやることが習慣化のコツです。
一旦まとめると、
- 小さく始める
- 無感情でやる
この2つが基本ですので、まずはこれらを意識してみてください。
それではここから更に具体的な方法を解説していきます。
収納棚を区切り、置き場所を決める
かたづけにやる際の基本中の基本が「収納棚を区切り、置き場所を決める」ということです。
最近の家はほとんどが収納はビルドインになってますよね。
とはいえ、そこはただの広い空間で、物をしまうには更に細かく区切らないと整理できません。
押入れやクローゼット、食品庫、これらに合う収納棚あるいは引き出しなどを買いそろえるところが片づけの第一歩です。
収納スペースの寸法を測り、全ての収納を細かく区切ることから始めましょう。
段舎離をする

部屋を片づけるのに段舎離は必須です。
服・書類・子供のおもちゃなど、思い切ってどんどん捨てましょう。
私は年末年始やお盆、GWといった長期休暇の時に必ず1日段舎離の日を設けています。
ここで、不用品を廃棄したり、メルカリに出したり、リサイクルショップへ持って行ったりしています。
数ヶ月に1回なので、大きいゴミ袋が3~4袋パンパンになるほど不用品が出てきます。
時間がある人は、月に1回このような日を作り、段舎離をするといいと思います。
ちなみに断捨離については、こちらの記事に詳しくまとめています。↓↓↓
ここまでやると、だいたい1の段階、つまり、
「かたづいてはいるものの、ものが散らかりやすく、掃除が大変」
というところまでは来れると思います。
次に2の段階に進むための方法を解説していきます。
時短家電を使う
時短家電とは具体的にルンバやヘルシオ、食洗機といったものです。
そもそも部屋が片づかないのは、家事の中で片付けが一番後回しになり、時間がとれなくなるからです。
つまり、やることが多すぎて疲れてしまっていて、片づけまでたどり着かないということです。
なので、家事の時間に余裕を持つためには、家電に頼るのが一番です。
まず最初はルンバなどのお掃除ロボットを購入することをおすすめします。
最近では、スペックやモノ次第で1万円代ぐらいの商品もたくさん出ています。
実際に使ってみると分かりますが、「なぜ早く買わなかったんだろう」と後悔するほどです。
お掃除ロボットはある程度モノが整理された状態じゃないと機能しませんので、常にかたづけられた状態でないといけませんが、逆にそれがいいプレッシャーにもなります。
それから、ヘルシオなどのスチームオーブンレンジ、食洗機という流れで、徐々に自分の仕事を機械にまかせていけば、どんどん楽になっていきますし、隙間時間に片づけが楽にできるようになるので、2の段階、つまり、
「常に片づいた状態がキープされていて、なおかつ散らかりにくいので、掃除も楽」
という状態になるということです。
ちょっとややこしくなりましたので、まとめるとこういうことです。
要は、片づけの時間を作るために他の仕事を家電に任せるということです。
ちなみに時短家電として、乾燥機能つきのドラム型洗濯機がありますが、個人的にあまりおすすめしません。
乾燥機能がついているので、洗濯物を干さなくていい分、時短ができるように感じますが、全て畳まないといけないので、さほど作業時間を短縮することはできません。
更に、乾燥して直ぐに畳まないとしわになるので、畳む時間を拘束されます。
なおかつ、縦型よりも洗浄力が落ちますので、このあたりを考慮すると決してコスパがいいとは言えません。
このような理由から、最近では、洗濯機はまたドラム式の人気がなくなりつつあるというのも事実です。
洗濯は乾燥機を回して干す時間を短縮するよりも、干したものをたたまないで済む方法をとった方が時短になります。
詳しくはこちらの記事に書いてますので参考にしてみてください。
とは言え、乾燥機能はないよりあった方がいいのは確かなので、経済的に余裕があれば、購入するといいと思います。
1の段階を終える前に、家電を買ってしまってもいいのですが、時短家電は使いこなせるようになるまでに多少時間がかかります。
更に、そんなに安いものでもないので、ある程度貯金してから計画的に一つずつ買っていく方が経済的にも楽です。
なので、まずは片づける習慣を身につけて、ある程度きれいな部屋がキープできるようになってから、次に家電を順に買っていくというパターンをとった方がムリなくできます。
全ての家電を使いこなせるようになると、1日のうちで家事にあてる時間は一気に短縮できます。
最終的には、隙間時間にちょこちょこ片づけやほこり掃除、雑巾がけなどをやるだけで、ピカピカの部屋で毎日過ごすことができますので、このように段階を踏んで片づけのしくみを作っていくことが大切です。
まとめ
かたづけにやる気が出ない時の対処法や具体策について解説してきました。
この記事をここまで読んでもらえたいうことは、そこそこやる気は上がっている状態だと思います。
この状態をキープするには、これからもいろんな本を読んだり、ネットの記事を読んだりするのが効果的です。
継続するということはちょっとハードル高いかもしれませんが、逆に言うとこれができなければ、快適な空間を手に入れることはできません。
しかし、きれいに片づいた空間で過ごせるようになれば、心も整理された状態になり、ものすごくいい循環を生みますので、是非、これからトライしてみてください。
それでは今回はこの辺で。