今回はこういった悩みを解消します。
ちなみに最近私が整理した収納がこちらです。
ぶっちゃけ寸法がぴったりのいい収納ボックスが見つからなかったので100%納得いってるわけではないですが、見た目はともかく使い勝手はものすごくよくなりました。
ちなみにこの収納のポイントは次の2点です。
POINT
- 物を捨てた
- 収納を小分けした
やったことはこれだけです。
真ん中2段については奥にもう1個ずつ同じ収納ボックスが入っています。
今まで1段につき2分割だったのが、この収納ボックスに変えて4分割になりました。
更に透明ではない素材のものを使ったことで、ごちゃごちゃ感がなくなりスッキリしましたね。
上下2段についても同じボックスで統一したかったのですが、前述した通り寸法がピッタリの物がなく引き出し式にしました。
収納がうまくできない原因は?
というわけで、収納がうまくできない原因を突き詰めると、
- 物が多すぎる
- 収納が小分けされていない
全てこの2点に集約されます。
この基本ができていないと、いくらがんばって収納しようと思ってもうまくいきません。
なので、まずはこの2つのことから始めましょう。
では具体的にどのようにすればよいのか、ここから深堀りしていきます。
物が多すぎる場合の対処法
それでは物が多すぎる場合の対処法を解説していきます。
キーワードは次の2つです。
- 段舎離
- フレームワーク思考
それでは一つずつ見ていきましょう。
段舎離
物が多い場合はまず捨てることから始めなければなりません。
つまり段舎離ですね。
そもそも物がなければ収納する必要もないわけなので、まずは家にある要らない物を捨てましょう。
いるかいらないかの判断方法あるいは段舎離のコツなどについては、こちらの記事に詳しく書いています。
フレームワーク思考
フレームワーク思考という言葉をご存知ですか?
これは何かと言うと、適切な枠組みを設けてその中で情報や発想などを整理していく方法です。
これはビジネスでよく用いられるロジカルシンキングにおいて、効率的かつ重要な考え方の一つでもあります。
この話は少しややこしいのでこれぐらいにして、このフレームワーク思考を家事に置き換えた場合どうなるかと言うと、
例えば物が増えた時に収納を増やすのではなく、既存である収納の中にどうやって収めるかを考える。
また、備品などの適正量(最低限必要な数量)を見極めるというのもこれにあたります。
具体的には、
- ハンガーの数を最小限にする
- 食器の数や種類を最小限にする
- 下着の数や種類を最小限にする
こういったことですね。
つまりすごく簡単に言うと、既存である収納に見合った数量の所持品を決め、それ以上増やさないということです。
なので手順としては、
手順
- 収納の容量を把握する
- その中にどう収めるか考える(どこに何を置けば効率的に収納できるか考える)
- 収納する場所に見合った数量を決定する
こういった流れになります。
ちなみに私の家の場合、4人家族で広さ76平米ほどの3LDKのマンションに住んでいます。
入居してから新たに買った収納と言えば、
- 食器棚
- レンジやポットを置く棚
- 書類や子供のおもちゃなどを整理する引き出し
- 本棚×2
以上、5点です。
できれば収納棚は何も買わずに全てクローゼットにしまいこむというのがベストではありますが、もともと収納が少ないということもあって、どうしても子供のおもちゃなどが入りきれないのと、食器棚と本棚は最低限必要だと思ったのでこれだけは買い足しました。
あとは自分一人であれば、物を持たないという考え方でどんどん物を減らしていけばいいのですが、家庭がある場合、家族の同意が必要になってきますよね。
もともと物をたくさん持ちたいという考えの人は、ものをどんどん捨てていくことに対して強い抵抗を感じてしまいます。
家族の中にこういったタイプの人がいる場合は、まずは物を持たないことが快適であるという考え方を理解してもらうことから伝えていかなければなりません。
なので家族にこの考えを浸透させつつ、徐々に物を減らしていくという形がいいですね。
家族という単位になるとそこが段舎離の難しいところです。
すみません、少し話が反れてしまいました。フレームワーク思考でしたね。
ともあれ、この考えを取り入れれば、自然と段舎離が進み、「収納がうまくできない」という問題も解決できると思いますので、常に頭に入れておくといいと思います。
収納が小分けされいない
収納が小分けされていないと、うまく整理することができません。
まず最初に、備え付けの押し入れやクローゼットの中に収納ボックスを入れます。
そして更にその収納ボックスを細かく仕切ると、一気に物がしまいやすく、また取り出しやすくなります。
脱衣室内の下着などの収納や、食品庫や冷蔵庫、乾電池などの小物類の収納まで、全て細かく仕切るとずいぶんスッキリします。
その際にできるだけ物をジャンル分けしておくと、どこに何があるか分かりやすくなりますので、その点も考えて収納するといいですね。
あとはよく使うものをなるべく手前の取り出しやすいところに置き、使う頻度が少ないものに関しては奥の方にしまうことも大切です。
実際に置場所を変えたりすると、使っているうちに「やっぱりこっちの方がいいな。」みないなことほしょっちゅう出てきますので、その都度場所を変えてしまうようにしましょう。
まとめ
収納がうまくできない時の対処法を解説しました。
おさらいすると
- 物を減らす
- 収納を小分けする
ですね。
あたりまえのことのように思えますが、この2つを実行するのは意外と難しいです。
物を捨てるには少しだけ勇気がいりますし、前述したように家族のものであれば同意も必要です。
一方収納を小分けするには、まず収納の寸法を測って最適な収納ボックスを選ぶ必要があります。
それからそのボックスに合う仕切りを購入しなければなりません。
けっこう大変な作業になりますので、時間をとってじっくりやってみてください。
物を捨てる
これに関しては、まずは何を捨てるのか。服を捨てるのか、食器を捨てるのか、子供のおもちゃを捨てるのか。
ジャンルを絞って、一つだけピックアップして手をつけてみてください。
収納を小分けする
これについては、どの収納をやるのかまずは一つだけ決めてみてください。
ひとつずつやっていく中で、収納する最適な場所が見えてきますし、同時に整理ができるようになってきます。
あまり考えすぎるとなかなか進みません。
1つずつピックアップしたらすぐに手をつけ、やりながらベストな収納方法を考えましょう。
- まずは手をつける
- やりながら考える
この2つも頭に入れておいてくださいね。
それでは今回はこの辺で。