今回はこういった疑問にお答えします。
ひと昔前とはちがって、家事代行サービスは一般の家庭にも広く普及し始めてきていて、料金の方もリーズナブルな業者がたくさん出てきています。
そんな中で現状の一般的な相場について、ここから詳しく解説していきます。
それでは早速見ていきましょう。
家事代行サービスの料金の相場は?
家事代行業はサービス内容が多岐にわたっていて、なおかつどのサービスを受けるかによって、料金は大きく変わってきますので一概には言えませんが、ざっくり1時間あたり3,000円ぐらいが平均的な料金の相場と思っておけばいいと思います。
私が利用しているところはイコニコ・カンパニーさんというところですが、ここは相場よりも比較的安い料金設定になっていて、1時間あたりスポット利用で2,400円、定期で2100円です。
最近はあまり使ってないですが、以前は隔週で1回、週末に利用していました。
その時の料金はこんな感じです。
- 家事代行サービス料:2,100円×2時間
- 交通費:500円
【月額】
- 月2回の場合(2,100円×2時間+500円)×2=9,400円
- 月3回の場合(2,100円×2時間+500円)×3=14,100円
この料金内でのサービス内容としては、基本的に家全般の掃除・洗濯のみです。
スタッフさんもテキパキされていて、きちんと仕事をしてくれるので安いからサービスが悪いということは全くありません。
月に10,000円前後でこのサービスを受けられるのであれば、共働きで家事が滞っている家庭にとっては、こういったサービスを利用するのもありじゃないですかね。
サービス料はどのように分けられている?
業者によって料金設定やプランにはかなり差があります。
各社ともを細分化していて、依頼者にあったサービスを提供しようとする意図は見えますが、その反面こちらとしては複雑で分かりづらいというのが正直なところです。
では具体的にどのように細分化しているのでしょうか。
サービス別の料金の相場
それではここからサービス別の料金の相場を見ていきましょう。
サービスを細分化するとおおよそこういった内訳になります。
【概算】
- 基本サービス(掃除・洗濯・その他雑用) 1時間あたり:2,500円
- オプションサービス(調理・買い物) 1時間あたり:500円
- 交通費 1回あたり:800円
- スタッフ指名料 1時間あたり:500円
- 鍵の預かり料 1ヶ月あたり:1000円
ざっくりですが上記のような感じです。
ちなみに、キャットハンドという家事代行業者の料金を簡単にまとめてみました。
この会社はかなりサービスが細分化されてます。
子育て世帯を優遇したり、初回限定のお試しプランがあったりと、サービスプランが豊富なところがこの会社の特長でもあります。
なので、いろんなサービスの料金を参考にすることはできますが、とはいえぶっちゃけ分かりづらくないですか?笑
簡単に言うと、真ん中あたりに「猫の手ベーシック」というプランがありますよね。
このあたりが一般的な料金の相場に近いと考えていただくといいと思います。
鍵の保管料やスタッフの指名料などはかからないところもけっこうありますので、こういった料金も込みでトータルいくらなのか試算しないと、これによって請求金額が違ってくるので注意が必要です。
家事を時給に換算するといくらになる?
あなたは自分がやっている家事の価値を、お金に変えるといくらになるのか考えたことありますか?
ここで毎日家事をがんばっているあなたに朗報です。
実は家事を時給換算した興味深いデータがこちらにあります。
ドラマでは、夫である平匡から妻であるみくりに支払う「月給」を、当時の政府の報告書(*1)に基づき、家事の時給を1383円として1カ月140時間の家事の対価を「19万4000円」(≒1383円×140時間)と算出していた。
*1:内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部 地域・特定勘定課「家事活動等の評価について -2011 年データによる再推計-」(平成25年6月)
その後、2018年12月に政府の報告書は更新され(*2)、家事の時給は1450円に上昇している。
*2:内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部 地域・特定勘定課「無償労働の貨幣評価」(平成30年12月)
最新の試算に基づくと、1カ月140時間の家事を行う専業主婦の月給相当額は、「20万3000円」(=1450円×140時間)ということになる。
引用元:BUSINESS INSIDER https://www.businessinsider.jp/post-185705
このように、家事を時給に換算すると1,450円、月給にして20万円の仕事になるということです。
つまりは家事はサラリーマンの初任給ぐらいの価値があるということなんですね。
もし仮にあなたが仕事で20万稼いでいて、家事も全てこなしているということであれば、実質月収40万あるということになります。
家事は365日休みがなくて大変!
やってもやっても終わらないし、給料もらえるわけでもないからやってられない!!
家事やってたらどうしてもこう思っちゃいますよね。
でもこのように、あなたの家事にはこれだけの価値があるんです。
目に見えて給料をもらえるわけではないですが、社会的にこれだけの価値を生み出しているということは素晴らしいことです。
旦那さんに家事のことでとやかく言われることがあったら、
こう言ってやりましょう。笑
相場から見て家事代行を使うことはコスパいいのか?
ここまで読んでいただいたら、次の2つのことが分かりましたね。
家事代行サービスの料金相場・・・1時間あたり3,000円
家事を時給に換算した場合の費用・・・1時間あたり1,450円
はい。これをみてあなたはどう思いましたか?
こう思った方が多いのではないでしょうか?
この試算からすると、家事代行業者の仲介料が1時間あたり1,500円ぐらい発生していることになりますよね。
ただし、あくまで
家事代行サービス料:1時間あたり3,000円
というのは平均的な相場です。
これより高い業者もあれば、逆に安いところもたくさんあります。
なので「やっぱりちょっと高いな。」と思われた方に低価格で利用できる家事代行業者を3社ご紹介します。
業者名 | 1時間あたりの料金 |
タスカジ | 1,500円~ |
イエキーピング | 1,980円~ |
イコニコ・カンパニー | 2,100円~ |
上記3社となります。それでは少し補足します。
タスカジ
この会社の最大の特長は、依頼者とタスカジのスタッフが直接契約をするところです。
業者の仲介料をカットしているから安いというわけですね。
とにかく安さで選ぶならここでしょう。
詳しい内容はこちらの記事に書いてありますので、興味があれば読んでみてください。
イエキーピング
こちらは一人暮らしの方におすすめの会社です。
1LDK以下の間取りであれば、1時間あたり1,980円から利用できます。
東京都内でこの料金ですから、破格といってもいいですね。
ただし、それよりも広い間取りになると「3,980円~」と、いきなり値段が跳ね上がりますのであくまで1LDK以下の家にお住まいの方限定でのご紹介となります。
イコニコ・カンパニー
こちらは私がお世話になってる業者さんです。
少し前に値上がりしましたが、それでも「1時間あたり2,100円~」利用できるのでかなりお得です。
スタッフさんのレベルに関しても全く問題ありません。
最初に担当の営業の方が自宅に来られて契約書を交わし、それからサービス開始という流れになります。
3社ご紹介しましたが、利用できる地域は各社限定されていますので、まずはそちらをご確認ください。
まとめ
家事代行サービスの料金相場についてまとめた内容でした。
これから家事代行サービス利用しようと考えている方は参考にしてみてください。
家事をアウトソースするという考え方は、日本でもこれからどんどん広がっていくと思いますし、それによってより生活は豊かになっていくと思います。
やはり、世帯収入というのはある程度必要で、そのためには、ほとんどの家庭で共働きが必要になるのではないでしょうか。
夫婦2人で稼げば収入はぜんぜん違ってきます。
旦那さんだけがサラリーマンとして働いていて、仮に出世して給料が上がったとしても、悲しい話ですがたかが知れています。
実際にサラリーマンとして給料上げていくのはめっちゃ大変です。
1人だけサラリーマンで働いて給料上げていくより、2人で稼いだ方が早いですし、そのようがよっぽど稼げますから。
すみません、ちょっと話がそれましたが、
「共働きをして、稼いだお金で時間を買う」
こういったスタイルはとても合理的だと思います。
少しでも時間にゆとりをもち、なおかつ快適な空間で過ごすことができれば、生活レベルはグンと上がり、充実した毎日を送れるようになります。
そのために家事代行サービスを利用するということは、賢いやり方かなと個人的には思っています。
というわけで今回は家事代行サービスの料金相場についてまとめてみました。
それでは今回はこの辺で。