こういった疑問にお答えします。
家庭料理のポイントは、
- 手作り感
- 味
- 調理時間
- 栄養
- コスト
上記のバランスです。
つまり、この4つのうち、どれがひとつにこだわるのではなく、全てをまんべんなく満たすことが大切だということです。
当然、手作りにこだわりすぎると、時間がかかりますし、逆に既製品を買って食べると、栄養であったり、コスパなどが損なわれます。
これを踏まえた上で、ここから料理の時短テクニックをご紹介していきます。
それではさっそくいきましょう。
料理の時短テクニック
先ほどあげた4つの要素を満たすために、具体的には以下のことをやればOKです。
- 献立表を作る
- ほったらかし調理をする
以上です。
それでは、1つずつ説明していきます。
献立表を作る
献立表を作らないという人はけっこう多いと思いますが、これがあるのとないのとでは全然違います。
献立表をうまく活用することができれば、先ほど説明した、
- 手作り感
- 味
- 調理時間
- 栄養
- コスト
これらの要素をほぼ満たすことができます。
なぜなら、家庭料理は段取りが全てだからです。
献立表を使ってしっかり計画を立てておけば、ムダな時間がなくなります。
さらに、手作り感や栄養もしっかりとれる、おいしい料理を作ることができるんです。
繰り返しますが、
料理は段取りが全てです。
献立表を作るメリットとしては、
- 毎日献立を考える必要がない
- 食材のロスをなくせる
- まとめて下ごしらえができる
こんな感じです。
1つずつ見ていきましょう。
毎日献立を考える必要がない
このように直前になって献立を考えて、毎日バタバタしていませんか?
献立表があればその心配はありません。
週に1回、10分、考える時間を作るだけでいいんです。
10分だったら隙間時間をみつけて作ることができますよね。
なので、少しだけ考える時間を作って、献立表を作るようにしましょう。
食材のロスをなくせる
献立表を作る際に、使う材料の一覧表も作っておきます。
そうすることで食材のロスをなくせるというメリットがあります。
なぜなら、必要な分だけを、ムダなく買うことができるからです。
食材を腐らせてしまったり、使わずに捨ててしまう一番の原因は「何を作るかが決まってないのにとりあえず食材を買う」からなんです。
そもそも、私がなぜ家庭料理に献立表を使うようになったかということについてですが、
以前、お総菜屋さんの店長をやっていたことがあって、
その時に商品をロスなく作るため、製造指示書を作っていていました。
これはどの商品を何個作るか管理して、売れ残りを少なくするための書類です。
商品を作る数量を分かりやすく見える化することで、商品のロスは一気になくなりました。
つまり、この製造指示書の家庭料理版が献立表というわけです。
何をどれだけ作るかを明確にし、さらに可視化しておくことで、ムダがなくなります。
なので、
食材を買う 何を作るか考える
この順番はNGで、
何を作るか考える 食材を買う
これが効率のいい順序です。
この流れをきちんと守れば食材は捨てなくてもすむようになります。
「献立表」と「食材の一覧表」の作り方について、「もう少し詳しく知りたいな。」という方はこちらの記事を読んでみてください。具体的な作り方がまとめてあります。
まとめて下ごしらえができる
献立表があれば、下ごしらえをまとめてやることができます。
下ごしらえの具体的な方法については、「【段取り8割作業2割】下準備をして賢く料理を時短する方法」にてご紹介してます。
私の場合、家族4人分の夕飯を作るのにかかる時間はだいたい15~20分です。
ヘルシオを使うと、メニューによっては25分ぐらいかかることもありますけどね。
そんな時は、最後ヘルシオ待ちの状態になってます。
話をもどすと、短時間で栄養もきちんと摂れて手作り感のあるものを作るには下準備が欠かせません。
この下準備をまとめてやるために、献立表が必要ということですね。
ほったらかし調理をする
料理を時短するためには、「ほったらかし調理」をするようにしましょう。
「ほったらかし料理」とは、基本的にスイッチを入れたらできあがるまで何もせずにできあがる調理法です。
具体的には、、、
- スチームオーブンレンジ
- シリコンスチーマー
- 圧力鍋
- グリルパン
上記のような調理器具を使います。
これらを使うとできあがるまで何もしなくていいので、その間に他のことができます。
「料理が苦手だな。。。」という人でもほったらし調理だったら簡単ですし、複数の料理を平行してできるので、かなり時短ができちゃいます。
スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジは、ヘルシオがオススメです。
なぜなら、ヘルシオはスチームオーブンレンジのパイオニアで、SHARPの長年積み重ねてきた技術が詰まっているからです。
また、「まかせて調理」という、冷凍品も冷蔵品も一度に自動で調理してくれる便利な機能がついているというのも理由の一つです。
ヘルシオ詳細については、こちらの記事にまとめてありますので、気になる方は読んでみてください。
シリコンスチーマー
シリコンスチーマーはこういったものです。
こちらは、容器の中に食材を入れて、電子レンジでチンするだけの調理器具です。
例えば、生野菜を入れてチンすれば、塩だけの味付けで十分おいしい温野菜サラダができますし、
たまご、ベーコン、牛乳、塩を入れてチンすれば、かんたんスクランブルエッグができあがります。
どちらも調理時間は5分以内です。
煮物などもできて、とても便利ですよ。
圧力鍋・グリルパン
圧力鍋、グリルパンについては、パール金属がオススメです。
3~4人家族であれば、こちらの3.5LでOK。
5.5Lもありますが、大きすぎて場所をとってしまうのと、3.5Lでも1回でかなりの量つくれますので、それほど大きくなくていいです。
圧力鍋があると、ほったかし調理ができる上、時間も短縮できます。
さらに、電気代も安くなる上、料理がめちゃくちゃ美味しくなります。
カレー、シチュー、煮物は、圧力鍋を使うだけで、具材がトロトロにやわらくなり、
お店で食べるような料理が、素人でも簡単に作れるので、これは超オススメです。
そして、グリルパンはこういったものです。
コンロについている魚焼きグリルにそのまま入れるタイプです。
魚焼きグリルって、掃除がめんどうなので、あまり使ってないのではないでしょうか?
このグリルパンだと、パンだけを洗えばいいので、後片付けがとても楽チンです。
さらに中にこういった、フライパン用のアルミホイルを使用すれば、ほぼ洗わずに済みます。
鶏もも肉の塩焼きや、焼き魚、キノコのホイル焼きなど、これだとかんたんに作れちゃいます。
ちなみにグリルパンについては、シリコンスチーマーと同じメーカーの和平がオススメです。
こちらですね。
値段も安いですし、普段はグリルパンの中に入れておけば場所もとりません。
これは持っておきたいアイテムですね。
食材宅配を利用する
ここまでは、全て一から自分で料理をする方法をご紹介してきましたが、
献立表づくりから、調理器具の使い方をマスターするまで、ある程度時間がかかります。
もちろん、慣れてしまえばめちゃくちゃ早く料理を作れるようになりますが、
それまでが、ちょっとだけ大変です。
なので、忙しい時は、食材の宅配も利用するといいですよ。
ちなみに私も、自分で1から作る方法と、食材宅配を併用しています。
食材宅配については、次の2社がオススメです。
ヨシケイ
コープデリ
理由は、
- 子供向けのメニューが充実していること
- 価格・品質・時短効果が優れていること
- 食材宅配業界の中でも高い実績があり、安心できること
上記のとおりです。
食材宅配は利用してみると、ホントに楽で、料理の時間を一気に短縮することができます。
これだと、献立を考えなくてもいいですし、食材をそろえる必要もありません。
忙しい時やしんどい時、とても助かりますので、いつでも注文できるように会員登録をしておくといいですよ。
ヨシケイの特徴についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
コープはこちらの公式サイトから資料請求ができます。
まとめ
ここまで書いてきたように、家庭料理はこだわりすぎない方がいいです。
難しい技術に挑戦するよりも、「いかに手間を減らしておいしいものを作るか」を考えた方が得策です。
それを積み重ねることで自分の時間やゆとりも生まれてきます。
- 献立表を作る
- ほったらかし調理をする
- 食材宅配を利用する
まずは、上記のどれか一つでもいいです。
ぜひ、実践してみてください。
というところで今回は以上です。
毎日手作りの料理作るのってホント大変。
でも、家族のために、なるべく栄養があるものを食べさせたいしな。
弁当やお惣菜ばっかりじゃ、飽きるしお金もかかる。。。
かんたんでおいしくできて、かつ、手作り感のあるものを作るにはどうしたらいいんだろう??