毎日の献立、どのようにして決めていますか?

こういった悩みを解消するには、献立表を作るのが一番です。
それでは早速、具体的な方法を見ていきましょう。
目次
毎日の料理が楽になる献立表の作り方

そもそも、献立表は作る目的って何なんでしょうか?
もちろん、楽をするためですよね。
楽をするとは、献立を考える時間を最小限にし、無駄な時間を省くということです。
献立表を作ったはいいけど、「結局トータルで時間がかかってしまった」というのでは、本末転倒です。
献立表は、毎日の家庭料理を自動化し、効率を上げるためのツールです。
なので、まずはこの目的を見失わないようにして、献立表を作るようにしましょう。
献立表を作るベストな頻度は?
まず、献立表を作る頻度についてですが、結論から言うと、週1がベストです。
理由は、次の通り。
- ある程度まとめて作った方が効率がいい(時短できる)
- とはいえ、あまりまとめて作り過ぎると、イレギュラーが発生したときに変更するのが大変
上記です。
つまり、時間を短縮でき、かつ急な変更にも対応できる、ちょうどいいスパンが1週間ということです。
急な変更とは、例えば子供が病気したとか、食材を実家からもらったとか、そういったケースですね。
なので、これから献立表を作ろうと考えている方は、週1単位で作ることをオススメします。
献立表を作るのにどれくらい時間がかかる?
前述したように、せっかく献立表を作っても、時間をかけすぎては意味がありません。
ちなみに私の場合、献立表を作る時間は、1週間分で10分ぐらいです。

こう思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
というのも、毎日その都度考えていると、行き当たりばったりになり、
いざ調理を始めようとしても食材がなかったり、下ごしらえがしっかりできていなくて、
1回の調理に時間がかかってしまうことがあるからです。
これを起点にして、食材の買い物から下ごしらえまでを用意周到に行うための、
いわば料理の司令塔のようなものなのです。
ということは、
- 献立表の作成
- 買い物
- 下ごしらえ
これらはセットになっていて、全て週1でやると、さらに効率が上がるということになりますよね。
逆に言うと、献立表があれば、この3つのことをまとめてできるということになります。
なので、質のいい献立表を週1で作っておけば、毎日の料理が一気に楽になるというわけです。
これは、私が実際に試した結果そうだったので、断言できます。
ここまでの説明で、いかに献立表を作るとメリットが大きいかということが理解できたかと思います。
というわけで、ここからは「実際にどういった献立表を作ればいいか?」
ということを具体的に説明していきます。
献立表の具体的な作り方【手順を解説】
これからご紹介する献立表は、私が作ったものです。
これを参考にして、自分でアレンジしてもいいですし、この表をそのまま使ってもらってもいいと思います。
もし、この表を使いたいという方がいれば、このブログのコメント欄にその旨書いて、メールを送ってください。
中身を記入したものでよければ、差し上げますので。
それでは、作り方を説明していきます。
まず、表はエクセルで作ります。
スマホの献立表のアプリなどもありますが、いろいろ試してみた結果、
やはり表の作成はエクセルの方が向いています。
なぜなら、スマホだと画面が小さくて見にくいですし、
タッチパネルでの細かい操作はけっこうなストレスになるからです。
パソコンだと立ち上げるのにちょっとだけ時間はかかりますが、それを差し引いてもPCの方が早いと思います。
というわけで、実際に私が使っている表がこちらです。
表1

ちょっと小さくて見づらいですが、拡大するとこんな感じです。

手順としては、まずこちらの「表1」を作成します。
項目としては、
- メニュー
- メニューの材料
- 材料の必要数量
この3つがあればOKです。
メニューについては、私の場合、「弁当・ご飯もの・おかず」の3種類に分けています。
この表に、自分が作れる料理のレパートリー全てを書き出し、
そのメニューに必要な食材とその数量を記入します。
つまり、これが献立表のベースとなるレパートリー表になるわけです。
そして次に1週間ごとの献立表「表2」を作成します。
表2

こちらですね。
表1にレパートリーが書き出してあるので、その中からメニューをピックアップし、コピペしていきます。
そして、次に表3「必要食材の一覧表」を作ります。
表3

こちらですね。
表3は買い物をする時に利用する買い物リストです。
献立表を作るときは、この買い物リストまで合わせて作った方がいいです。
なぜなら、これを作ることで、
- 買い物の時間短縮
- 食材のロス削減
これらのメリットが得られるからです。
冒頭で説明したように、献立表は、
- 買い物
- 下ごしらえ
- 料理
これらを全て効率的にやるのが目的です。
そのためには、単純に献立表を作るだけではなく、買い物リストもあわせて作る必要があります。
買い物リストついては、食材の買い物リスト活用術【買い物リストがないと時間もお金も損します】にて、その活用法を解説してますので、こちらもあわせて読んでみてください。
というところで以上が、献立表と買い物リストの作り方です。
ここまでをまとめると、やる作業は3つ、
- レパートリー表を作る 表1
- 1週間の献立表を作る 表2
- 食材一覧表(買い物リスト)を作る 表3
以上です。
最初の表1の作成(レパートリーと食材の入力)がいちばん時間がかかり、めんどくさい作業になりますが、
これさえ作っておけば、あとはコピペだけで1週間の献立表が出来上がりますので、
最初は大変ですが、表1をしっかり作っておくといいですよ。
表3については、食材を全て手入力すると、ものすごく時間がかかるので、表2(1週間の献立表)と表3(食材一覧表)を連動させて、食材の数量は自動計算されるようにしておきます。
そうすると、食材一覧表は何もせずに勝手にできあがるというわけです。
ちなみに私の場合は、「SUMIF」という関数を使って自動計算しています。
まあ、これは参考までに。
基本的には、既存であるメニューをグルグル回して、マンネリ化してきたら新メニューを加えていくというやり方です。
そうすれば、飽きのこない献立作りができるかと思います。
レパートリー表を作る際のポイント
レパートリー表とは上の表で言うと、表1にあたります。
この表は全て手入力の作業になりますが、これを作る際のポイントは次の通りです。
- 1回に作るメニューの数を絞る
- 1品あたりに使用する食材の数を絞る
上記です。
要はあれもこれもと欲張らず、種類を減らして完成度の高いものを作るということです。
表1、表2を見てもらえれば分かる通り、私の場合は、
- 1回に作るメニューの数:2品
- 1品あたりに使用する食材の数:最大5品
このようにルールを決めています。
理由は、品数や食材の種類が多すぎると効率が落ちるからです。
これだと少ないと思う方もいるかもしれませんが、私の場合は共働きで忙しいので、
家に帰ってから夕飯を作り、食事を終え、かたづけをするまでを1時間以内にやると決めていますので、
その範囲でやろうとするとこれが適正数量なんです。
また、種類を増やしすぎると、1品1品のクオリティが下がってしまいます。
例え2品であっても、家族みんなが残さず食べてくれるようなものを作れば、残飯の量も減りますよね。
時間に余裕がある方は、この品数をもう少し増やしてもいいと思いますが、
共働きなどで忙しい方は、メニューの数を絞ることをオススメします。
とはいえ、これは好みもあると思うので、できる範囲内で品数を調整してみてください。
ちなみにうちの子供は、好き嫌いが激しく、嫌いなものには全く手をつけません。
いつも注意しますが、こればっかりはそう簡単に直るものではないんですよね。
なので、残さず食べてくれるように、子供が好きなものを入れるのですが、
そんなときも、できるだけ種類が少ない方が作りやすいです。
弁当のメニューの作り方

毎日お弁当も作るという方はここから先も参考にしてみてください。
最近ではスーパーの冷凍食品も充実していて、種類も豊富にありますし、自然解凍OKのものなどもありますので、
そういったものを使えばそれほど時間もかからず簡単に作ることができますよね。
とはいえ、お弁当の中身ってだいたい同じようなものになりがちですよね。
なので、お弁当づくりも献立表で管理するといいと思います。
これもポイントとしては、品数をあまり増やしすぎないことです。
作り方としては、
- メインのおかずを1品決め、それをおかずスペースの半分ぐらい使って詰める
- あまったスペースに野菜を中心とした副菜を添える
こんな感じで作るといいと思います。
メインのおかずのレパートリーはある程度必要ですが、副菜に関しては飽きずに食べらるようなものを使えば、
毎日変える必要はないと思います。
私の場合、
- ブロッコリーや人参などミックス
- カットなす
- ほうれん草
- フライドポテト
このあたりの冷凍食品を副菜として使っています。
実は私、過去にお惣菜屋さんの店長をしていた経験があり、その時にいろんな弁当のメニューを考えていました。
そこで気づいたことは、意外にシンプルで品数の少ないものが売れるということです。
メインの食材をいくつか用意して、全く同じ副菜を添えて何種類かお弁当を出したところ、
そのパターンのものはよく売れていました。
なので、私のお弁当の作り方はそれをそのままパクッたものです。
つまりまとめると、
- メインの食材にお気に入りのものを日替わりで入れる
- 副菜は飽きのこないものを入れる
こんな感じにすればOKです。
献立表を作る時間がなかったら
ここまで、献立表の作り方を説明してきましたが、

こう思った人もいると思います。
確かに最初は、メニューや食材の必要数量を書き出さないといけないので、多少手間はかかります。
なので、忙しくてそんな時間ないという人は、献立表を全て外注するというやり方もあります。
つまり、食材の宅配サービスを利用するということですね。
メジャーのところでいうと、コープ、オイシックス、ヨシケイあたりですが、
オススメはヨシケイです。
理由は次の通り。
- 夕食宅配の業界において最も高い実績を上げている
- メニューが豊富で子供でも食べられるものが揃っている
- 価格がお手頃
- 調理がとても簡単
上記です。
実績については、
- 無店舗販売 食品売上高ランキング 1位
- 食品宅配 売上高ランキング 1位
こんな感じです。
売り上げは800億を超えていて、2位以降を大きく引き離してダントツの1位です。
メニューも豊富でクオリティも高いので、もし夕食の宅配サービスを利用するのであれば、ヨシケイがオススメです。
初回は、1食あたり300円で注文できる「お試し5days コース」がありますので、まずはこれを利用してみるといいと思います。
お試しの注文方法については、【超簡単】ヨシケイの注文の仕方【今すぐできる方法を分かりやすく解説】で詳しく解説をしています。
まとめ
献立表を活用すれば考える手間が省けて料理の効率は上がります。
ただし、スムーズな運用ができるようになるまで多少時間がかかると思いますので、
それまではちょっとだけ努力しないといけないかなと思います。
夕飯づくりもお弁当づくりも、無理に種類を増やさないことが大切ですので、
そこの適正を見極めながら、献立表を作ってみてください。
また、どうしても忙しくて献立表まで、手が回らないという場合は、宅配サービスを利用してみるといいと思います。
というところで、今回は以上です。
料理のメニュー考えるのがめんどくさい。いつも夕飯前にバタバタしちゃうんだよね。
毎日の料理をもっと簡単にできる方法ないかなぁ。