今回は料理の時短テクニックを1つご紹介します。
コンロとヘルシオを同時に使って料理を時短する
これが今回ご紹介する時短テクニックです。
やり方はそのままなんですが、料理をする時に、まずヘルシオで調理を進めながらその合間にコンロで調理をするという方法です。
これをおすすめする理由は、時短効率が高くなおかつ楽だからです。
例えば、圧力鍋で肉じゃがを煮込みながら、ヘルシオでハンバーグや鶏の照焼きを作るといった感じです。
手順としてはまずヘルシオに食材を投入し、スタートボタンを押します。
それからコンロで煮物なり、炒めものなりを作るという至ってシンプルな流れです。
こういった意見もあると思いますが、これだとやはり手間がかかってしまいます。
1品だけヘルシオ調理にするだけで、手間を一気に減らすことができるので、やはりコンロ+ヘルシオ調理をおすすめします。
例えばハンバーグを作る場合、油敷いてフライパンをあたためて、焼きめがついたら裏返して・・・といった作業が必要ですが、
ヘルシオの場合、鉄板の上にアルミホイルを敷いて、その上にハンバーグを乗せてスタートボタンを押す。
これだけでOKです。
しかも鉄板が大きいので1度で何個もハンバーグが焼けます。
火加減を調整する必要もありませんし、焦げを気にする必要もありません。
それではここから、毎日の料理を時短する具体的な方法を少し違った角度から解説していきますので、時間がある方は少々お付き合いください。
メニュー構成を考える
私は週末に1週間の献立表を作り、それに従い毎日の料理を作っていますが、献立を決める時に気をつけていることがあります。
- なるべく調理時間を短縮できるメニュー構成にする
- 1品につき食材は4品、1食に付きメニューは2品にする
- コンロ・ヘルシオ・電子レンジ・グリルパンのいずれかを一つずつ使い、2品作る
以上です。
それではここから更に深堀りしていきます。
なるべく調理時間を短縮できるメニュー構成にする
共働きなどの忙しい家庭にとって調理時間を短縮することはとても大切です。
料理は毎日のことなので、ここで時間の管理をおろそかにしてしまうと、1回1回の調理時間が積り積って長期的にみるとかなりのタイムロスになってしまいます。
なので、
「ちょっとのことなので、ひと手間かけよう」
と考えるよりも、
「できるだけ味を損なわないようにして少しでも手間を減らそう」
こう考える方が合理的だと思います。
これは、仕込みの段階から考えます。
私は、仕込みも1週間分週末にまとめてやっています。
この時、1回の食事で野菜を切る量を調整するようにしています。
これはどういうことかと言うと、例えば、
「野菜サラダ」+「ちゃんぽん」
こういったメニュー構成にはしません。
理由は、これだと野菜を切る量が多くなってしまうからです。
なので片方野菜が多い場合は、もう片方は野菜をあまり使わない料理という構成にしています。
こうすることで、仕込みの時点から作業を効率化できるわけです。
1品につき食材は5品まで、1食に付きメニューは2品にする
私は食材とメニューの上限をこのように決めています。
こちらが私が作っている献立表です。
ちなみに献立表の作り方についてはこちらの記事に詳しく書いています。
表を見ていただくと分かりますが、メニューは必ず2品にし、食材は5品を超えないようにしています。
調理時間の目安としては、1食で30分以内にしています。
これは調理を始めてから、テーブルに全て並べ終えるまでの時間です。しかもこの時キッチンは、「あとは食器を洗うだけ」という片づいた状態になっています。
ほとんどの場合が30分もかかりませんが、新メニューなどで仮に30分を超えてしまった場合は、メニュー構成を見直すようにしています。
コンロ・ヘルシオ・電子レンジ・グリルパンのいずれかを一つずつ使い、2品作る
ここで冒頭に話にもどりますが、コンロ・ヘルシオ・電子レンジ・グリルパンのいずれか一つずつ使い2品作るようにしています。
基本的に、炒めもの以外は放置できる調理方法をチョイスしています。
コンロについても、グリルパンについても、タイマーで火を止めるようにするとヘルシオや電子レンジと同じように、ほったらかしで大丈夫です。
ちなみに私はヘルシオと別に電子レンジを1台持っています。
ヘルシオは、電子レンジ機能もありますが、中の鉄板や網を出した状態でないとレンジができず、出し入れするのが面倒だからです。
なので、ヘルシオは常に鉄板が入ったままになっています。
あと、電子レンジで調理する場合はシリコンスチーマーがとても便利です。
これに食材を入れ、チンするだけで夕飯のおかずが1品完成します。
私がよく作るのは「オムレツ」や「温野菜サラダ」です。
どちらも3分ぐらいで4人前の料理ができちゃいます。
メニューの組み合わせ例
例えば
この組み合わせにすると、
「豚丼」+「温野菜サラダ」
こういった感じです。
豚丼は圧力鍋で5分タイマーをセット。温野菜サラダはシリコンスチーマーに入れ、電子レンジで3分30秒加熱。
どちらも最初にセットしてからは、出来上がるまで放置でOKです。
食材はすでに切ってあるやつを使うので、実質作業時間は5~6分程度。
あとは出来上がるまでにキッチンのかたづけ(ほとんど汚れませんが)やテーブルのセットなどをしておけば夕飯の準備終了です。
また、
この組み合わせであれば、
「酢豚」+「鮭のホイル焼き」
こういう組み合わせですね。
ヘルシオで「酢豚」、グリルパンで「鮭のホイル焼き」を作ります。
ちなみにグリルパンはこういったものを使ってます。
これは家庭のコンロについている魚焼きグリルの中に入れて使うタイプです。
後片づけが楽なので、これだと魚焼きグリルを使うのが億劫だということがなくなります。
まとめ
前半はコンロ+ヘルシオで調理を時短するという話、後半は夕飯作りの全般の時短法について解説しました。
私自身、以前お惣菜屋さんの店長をしていた経験があり、その時に考えていた「短時間で大量に作る方法」が、いろんな種類の調理機器をいかにフル回転させるかということでした。
これを家庭に置き換えた場合にも、同じことが言えるわけですね。
調理に関してもともと職人気質の私は、鍋や火を使って調理することに最初はこだわっていましたが、これでは時間がかかりすぎるので、ヘルシオや電子レンジでの調理を取り入れる方向にシフトしていきました。
結果的に大幅に調理時間を短縮することができ、さらに作業量も減ったのでこのやり方に変えて正解でした。
肝心の味の方はというと、ヘルシオに関してはぶっちゃけ仕上がりがイマイチのメニューもあります。
炒め物の一部がそうで、これに関してはフライパンで強火で加熱しないとおいしい料理はできません。
しかし、それ以外はとてもおいしく出来上がりますので、ヘルシオで全然OKです。
ということで、料理の時短テクニックについてのご紹介でした。
それでは今回は今辺で。