家事のことで妻とケンカになってしまう
こんなことってよくありますよね。
今回はこういった悩みを解決するために、
- なぜケンカになってしまうのか?
- どうすればケンカをせずに良好な関係を築けるのか?
このあたりを考えてみましょう。
というわけで、この記事を読んでもらえればこれから家事のことでもめることなく奥さんと良好な関係を築けるようになるのではないかなと思います。
というのも、もしかしたらあなたがなぜ奥さんとケンカになっているのか原因をきちんと把握できていないかもしれないからです。
なので、まずはその原因を客観的に見て、自分に何が足りなかったのかを把握する必要があります。
そうすることで視野が広がり、奥さんとの関係も改善できるはずです。
ちなみに私自身2児の父親で、以前は家事のことで妻とよくケンカをしてました。
しかし、最近は考え方を改め、行動を変えたとことでケンカをすることはなくなり、悩みを解消することができました。
なのでその経験を踏まえて、具体的にどのように自分を変えたのかを伝えていきたいと思います。
一旦まとめると、
- ケンカの原因は何のか → より客観的に・より具体的に知る
- 私がどのような行動をとったか → 具体例をご紹介
この2つについて解説していきます。
家事のことでなぜケンカになってしまうのか?
さて、まずはケンカの原因を考えてみましょう。
- 仕事・家事・育児で日々忙しく心に余裕がない
- 奥さんとあなたの考え方の間にか乖離がある
結論としては、この2つが原因となります。
仕事・家事・育児で日々忙しく心と時間に余裕がない
あたりまえなんですが、ここが根本的な原因となっているのは間違いありません。
これはやることが多すぎて自分のキャパを超えてしまい、そのストレスを奥さんにぶつけてしまっている、あるいは奥さんも同じようにいっぱいいっぱいになり、あなたにイライラいをぶつけてしまっているということになります。
ということは単純に考えると「やることを少なくすればいい」ということになりますよね。
こう考える人は多いと思います。
実際に奥さんが専業主婦だったり、パートタイムで午前中だけしか働いてなかったりする家庭も多いですよね。
とはいえ、安易にこういった判断はするべきではないと私は思います。
理由は、当然ながら経済的にしんどくなるからです。
家事が原因でケンカになってしまうからといって共働きをやめてしまうと、今度はお金のことでケンカしなくてはいけなくなりますので、こうなると更に厄介なことになります。
旦那さんだけで年収1000万ぐらい稼ぎがあるんだったら話は別ですが、そうでなければあとあと後悔しないためにも共働きはできる限り続けた方がいいと思います。
ではどうやってやることを減らしつつも無理なく共働きを続けていけるようになるのでしょうか?
ひとつは家電や便利グッズに頼ることです。
具体的には、
このあたりです。
こういったものがあれば単純に時間と労力を節約できます。
もし、共働きであるにも関わらずまだ持っていないというのであれば、優先的に購入した方がいいです。
一つ一つの時短効果は1日あたり5分~10分程度ではありますが、種類が多ければ多いほどまとまった時間が手に入りますし、さらに年間を通してということになるとかなり時間と労力を削減できます。
時間をつくるには、ちりを積もらせて山にするしかありません。
お金がもったいないからといってケチっていては、いつまでたっても時間貧乏から抜け出せず、不満がたまった挙句またケンカになってしまいます。
なので時間と心のゆとりを得るための投資と思って、一つでも多くこれらの便利グッズを取り入れましょう。
そしてもう一つは家事代行サービスを利用することです。
これは全く自分がやる必要ないわけですから更に楽になります。
やり方としては、家事が滞っている時や疲れた時など要所要所で利用する形がいいです。
とはいえ、頻繁に利用すると費用がかさみますのであくまで財布と相談しながらですね。
最近ではリーズナブルな業者もたくさん出てきてますので、一度調べてみるといいと思います。
ここまで書いたことに関してはこちらの記事にもう少し詳しく書いてありますので、気になる方は読んでみてください。
奥さんとあなたの考え方の間に乖離がある
そしてケンカになるもう一つの理由は、奥さんとあなたの考え方の間に乖離があるということです。
より具体的に言うと、
奥さんがやってほしいと思う家事のレベルとあなたが考えている家事のレベルがちがっている
ということです。
ここで言うレベルというのはどちらかというと「質」ではなく「量」の問題です。
自分はけっこう家事をがんばっているつもりでも、奥さんから見たら「もう少しやってほしい」と思われている可能性は高いです。
これは逆も然りで、あなたがそう思ってるという場合もあると思います。
ではなぜこのような乖離が起きてしまうのでしょうか?
その理由は家事という山のように多い作業の一つ一つを可視化できていないからです。
可視化できていない場合はその量を感覚的に判断するしかありません。
そしてこの感覚的な判断が間違いを引き起こしているわけです。
つまり、家事の内容を書き出して可視化すればいいということになります。
「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」
という本が反響を呼びましたよね。
この本に出てくる「名もなき家事」は70種類にも及びます。
なので意外に細かい家事に気づかず、カウントできていないということはけっこうあります。
ちなみに私の家の家事分担表がこちらです。
これはざっくりとした表ですがさらに細かくすると、
と、このようにやることは無限にあります。
細かく分けるときりがないのである程度のところでいいとは思いますが、要はこのように書き出しておくことが大切です。
とはいえ、この分担によってまたケンカになる可能性もあります。
なので私はこの表を妻には見せていません。
夫婦で話し合って丸く収められる自身があれば表を共有してといいと思いますが、「何かもめそうだな・・・。」と思うようであれば、自分だけで表を作り負担のバランスを把握すればいいと思います。
ただし、自分が家事の内容を全て把握していないのであれば、奥さんと話し合いながら進めるしかありませんので、そのあたりケースバイケースでやるしかないですね。
いずれにせよ、奥さんの作業量がどうこうというのではなく、あくまで自分が負担をかけていないかということが重要で、この表はそれを知るためのものです。
そしてポイントは「自分の方が分担量が多いのでは?」と思うぐらいやることです。
奥さんにとってはそれぐらいでちょうどいいと感じると思います。
これによって前述した「夫婦間の考えの乖離」をなくすことができますので、まずは分担表をつくり可視化することが大切です。
というところで、ここまでが家事がもとでケンカになる原因です。
ケンカをなくすために私がやったこと
それではここから、実際に私がケンカをなくすためにどのような行動をとったのかをご紹介します。
やったことはたった一つ。
自分がやる家事の量を増やした
これだけです。
こう言われるかもしれませんが、でも結局のところこれしか解決策はないんです。
相手を変えることはとても難しいですが、自分が変わるのはわりと簡単です。
具体的な方法としては、
家事をやるために何かを捨てる
これしかありません。
例えば私の場合次のことを捨てました。
- お酒を飲む
- テレビを見る
- スマホをダラダラ見る
この3つです。
捨てるというよりはもともとムダだったことをなくしただけです。
これだけで1日2時間ぐらいは浮きました。
2時間もあれば相当な量の家事ができます。
あなたも何かムダな時間を過ごしていないですか?
結局のところ時間をつくるいうことに尽きるわけですが、逆をいうとこれができなければ共働きで家事を回すことはできません。
精神論みたいになっちゃいますが、親としての覚悟があれば自分の娯楽の時間を捨てることぐらいなんてことないと思います。
もし全く削る時間がないくらい仕事の勤務時間が長く精神的に限界というのであれば転職を考えるしかないと思いますが、まだ削る時間があるのであればまずはそこから見直す必要があります。
また、時間をつくるための勉強も必要です。
こういった内容の本はたくさんありますので、何でもいいので読んでみてください。
ちなみに私が読んだ中で高い効果が得られた本はこちらです。
基本的に何を読んでもいいと思いますが、どれを読んでいいかわからないという方はこの中から手にとってみてください。
まとめ
家事が元でケンカになる夫婦の原因と対策についてまとめた記事でした。
結局のところ、対策としては自分が変わるしかないということになります。
なんだかんだ言ってこれしかありませんし、自分が成長できるというメリットもありますので行動することをおすすめします。
あとは「時短家電や家事代行サービスを使うということも大事ですよ。」ということもご紹介しました。
時間と労力を減らし、なおかつ自分ができることを増やしていく。
これができれば家事のことでケンカすることも少なくなるでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考にになれば幸いです。
というわけで、今回はこの辺で。