毎日の献立、どのようにして決めていますか?
こういった悩みを解消するには、献立表を作るのが一番です。
それでは早速、具体的な方法を見ていきましょう。
毎日の料理が楽になる献立表の作り方
そもそも、献立表は作る目的って何なんでしょうか?
もちろん、楽をするためですよね。
楽をするとは、献立を考える時間を最小限にし、無駄な時間を省くということです。
献立表を作ったはいいけど、「結局トータルで時間がかかってしまった」というのでは、本末転倒です。
献立表は、毎日の家庭料理を自動化し、効率を上げるためのツールです。
献立表さえきっちり作っていれば、毎日30分は余裕で浮かせることができます。
それぐらい献立表は 時間を生み出してくれる最強の作業指示書になりますので、ぜひこの機会に作ってみてください。
それでは具体的に作り方を説明していきます。
献立表はまとめて作る
献立表は最初にまとめて作っておいた方が効率的です。
上記が1週間分の献立表です。(土日は基本外食しますので小腹がすいた時に食べるものを1食分用意します。)
この1週間分の献立表を6週分作って回しています。
献立表は1度作ったらしばらく使い続ける
献立表は1度作ったらしばらく使い続けます。
なぜなら献立表を作るのに時間がかかるからです。
献立表を作る時間もバカにならないので、とりあえず60点ぐらいの完成度でひととおり作りましょう。
レパートリーについては、なるべく家族が好きなメニューで、かつ飽きのこないようなものをピックアップします。
最初はなるべくというぐらいでOKです。
6週間に1回というとちょっと飽きてしまうかなと思うかもしれませんが、うちの家族については毎回飽きずに美味しいと言って食べてくれています。
レパートリーは豊富な方がいいですが、最低1ヶ月(4週分)ぐらいあればいいんじゃないですかね。
あとは家族の反応を見て献立を増やすかどうか考えればいいと思います。
しばらく経ったらメニューを見直す
最初に作った献立表は完成度がそれほど高くないので、しばらく経ったらメニューを見直し、改善していきましょう。
どうしても家族が食べてくれなくなるメニューが出てきますからね。
これ料理を作る人あるあるで、悲しいかな一生懸命ごはん作っても家族の反応はイマイチなことってありますよね。
みたいな。
僕もいまだにありますし。奥様方の心中お察しします。
また、同じ献立表を繰り返し使っていると、おかずの組み合わせが微妙なことに気づいたりもするんですよね。
なので家族の満足度を上げるためにも、空いた時間に改善をしていきましょう。
献立表も手を加えることで質がグッと上がりますので、たまにでいいので見直すことをオススメします。
作業効率も考える
献立表を作る時に気をつけたいのが、作業効率もしっかり考えるということです。
- 仕込みに時間がかからないか?
- 品目数が多すぎないか?
ポイントは上記です。
なるべく生の野菜などを使って栄養のバランスを考えることも大切ですが、全て1から調理をしていてはいくら時間があっても足りません。
最近の冷凍食品はバツグンにおいしいですし、ヘルシーなものもたくさんあります。
なので手作りの調理にこだわりすぎないということが大切です。
また、品目数が多いとどうしても時間がかかります。
お皿の数が増えて洗い物も多くなるので、品目数は絞りましょう。
献立表の具体的な作り方
それではここから献立表の作り方をさらに具体的に解説していきます。
手順としては、
- 1週間分の献立表を作る
- 使用する食材の一覧表を作る
こんな感じです。
では1つずつ見ていきましょう。
1週間分の献立表を作る
①「1週間分の献立表を作る」というのは先ほどご紹介した献立表のことです。
こちらですね。
左側にメニュー、真ん中に使用する食材、右側に使用する食材の数量を記入しています。
必ずしもこの通りにする必要ないと思いますが、
- メニュー
- 使用する食材
- 使用する食材の数
この3つの項目はおさえておいた方がいいですね。
使用する食材の一覧表を作る
そして次に使用する食材の一覧表を作ります。
これを作る理由は、買い物を楽にするためです。
メニューが決まっていれば、必然的に使用する食材も決まってきますよね。
それをあらかじめ書いておけば、買い物をする際に迷うことがありません。
つまりまとめて献立表を作っておけば、買い物もルーティン化でき、時間を短縮できるということです。
✅ 食材買い物リスト
上記は食材のリストです。
これは①献立表の右側に書かれていた数量を合計したものになります。
例えば、たまねぎとかはいろんな料理に使いますよね。
なので、ダブっているところを見つけて足していけばOKです。
また、既製品については具体的な品名を書いた方が分かりやすいですね。
これがあれば、使用する食材が1週間分全て分かります。
あとはここに書いてある食材を買うだけです。
食材の購入方法
食材を購入方法にもポイントがあります。
- 1週間分まとめて購入する
- ネットスーパーを利用する
上記のとおり。
1つずつ見ていきましょう。
食材は1週間分まとめて購入する
食材の購入頻度は1週間に1回がベストですね。
買い物をする回数は少なければ少ないほど効率が上がります。
つまりできるだけまとめて購入した方が良いということです。
とはいえ、あまりたくさん買い込んでも食材を腐らせてしまいます。
また、冷蔵庫のキャパの問題もあるでしょう。
このあたりを考えると1週間分まとめて購入するというのがベストだと言えます。
食材の購入はネットスーパーを利用する
そしてもう1つのポイントはネットスーパーを利用するということです。
✅ これめっちゃ重要です。
今は生鮮食品もネットで注文できる時代です。
お店によりますが、対応の早いところだと注文した日に配送してくれるところもあります。
1週間に1回だけ、献立表を見ながらまとめて食材を購入する。
これをやることで、毎日お店に行って、店内をグルグル回って、レジに並んで、重いものを持って帰るといった不毛な作業が一切なくなります。
冒頭で「献立表を作る目的は楽をするため」と説明しましたが、献立表を作ることで最も時間を短縮できるのは買い物の時間です。
なので、せっかく献立表を作ったのであれば、食材のリストまで作って、買い物を効率化しましょう。
オススメのネットスーパー
ネットスーパーは基本的にどこを使ってもいいと思います。
僕は地方に住んでいるのであまり選択肢がなく、配送回数も少ないので不便な面はあります。
ですが、慣れれば全然問題ないです。
先ほどイオンとコープの2社を利用しているとお話しましたが、それ以外にもいろんなネットスーパーがあります。
地域によって強い会社、弱い会社がありますので、いろいろ試してみるといいと思いますよ。
以下、オススメのネットスーパーをご紹介しておきますね。
✅ 全国で利用可能なネットスーパー
≫イオンネットスーパー
≫Amazonフレッシュ
✅ 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・山梨・静岡・福島・栃木・新潟限定
≫パルシステム生活協同組合連合会
仕込みも週1回まとめてやる
- 献立表を作る
- 買い物リストを作る
ここまでできたらかなり時間の短縮ができますが、さらにもう一歩進んで食材の仕込みについても効率化しましょう。
✅ 献立表を作ってそれに沿って週1で買い物をする
ここまでやったら週に1回まとめて食材が届いた時に、野菜のカットなども1週間分やってしまいましょう。
カットした野菜はジップロックに入れて保存しておけばOK。
1週間であれば、余裕で持ちます。
キャベツやじゃがいもなど酸化しやすいものは水にさらして入れておいた方がいいですね。
チャックがあまいと口から水が漏れることもありますので、ビニール袋に包んでおいた方がいいですね。
こんな感じです。
まとめて仕込みをやることで、毎日の料理が一気に楽になります。
共働きで忙しい方は特に、ジップロックをフル活用して食材を保存しておくといいと思います。
まとめ
献立表を活用すれば考える手間が省けて料理の効率は上がります。
家事の基本は、考える時間と動く時間を分けることです。
つまり周到な準備をして、あとはその準備されたものを機械的に作業するということですね。
これで毎日献立を何にしようか悩む時間がなくなります。
家事の中で一番大変なのが、毎日のご飯作りです。
ここを効率化すると、めちゃくちゃ時間に余裕ができます。
平日でもゆっくりリビングのソファーに座って、お茶でも飲みながらYouTubeを見たり、雑誌を読んだりしたいですよね。
献立表をうまく活用すれば、そんな時間をつくこともできます。
なので今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてください。
というわけで、今回はこの辺で。
料理のメニュー考えるのがめんどくさい。いつも夕飯前にバタバタしちゃうんだよね。
毎日の料理をもっと簡単にできる方法ないかなぁ。